第54回テレビ西日本賞北九州記念が8月18日に小倉競馬場で行われた。
第54回北九州記念 予想と結果
印 | 着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 単勝人気 |
× | 1 | 8 | 16 | ダイメイプリンセス | 牝6 | 55.0 | 秋山真一郎 | 9 |
○ | 2 | 3 | 5 | ディアンドル | 牝3 | 52.0 | 北村友一 | 3 |
◎ | 3 | 6 | 11 | アンヴァル | 牝4 | 54.0 | 藤岡康太 | 5 |
4 | 7 | 13 | モズスーパーフレア | 牝4 | 55.0 | 松若風馬 | 2 | |
△ | 5 | 8 | 18 | ミラアイトーン | 牡5 | 56.5 | 浜中俊 | 1 |
予想
◎アンヴァル
○ディアンドル
▲カラクレナイ
△ミラアイトーン
×ダイメイプリンセス
ダイメイプリンセスとコンビ復活の秋山騎手「何とかしたいと思っていた」
外からスタート良く飛び出したのは高松宮記念以来久々のレースとなる2番人気モズスーパーフレア。内からイエローマリンバ、ラブカンプーもすかさず前へ。3頭によるハナの奪い合いがしばらく続いたが、結局枠順通りイエローマリンバ、ラブカンプー、モズスーパーフレアの順で落ち着いた。
前半3ハロンは32.7秒で昨年(32.4)、一昨年(32.8)と大体同じようなペース。
縦長の馬群は3〜4コーナーで凝縮、直線でイエローマリンバが先頭に立ち、3番手に付けていたモズスーパーフレアが外から追い抜こうとするところ、好位のインコースで脚をためていた○ディアンドルが2頭の間から抜け出しをはかる。
さて、肝心の本命馬◎アンヴァルはというと、直線で前が壁になってしまっていた…。
馬場の良い外から×ダイメイプリンセスが先に抜け出したディアンドルとモズスーパーフレアを一気に交わす勢いで追い込んで来た。
一方、ようやく外に持ち出して進路を確保したアンヴァルの鞍上・藤岡康太騎手も必死に追う。
昨年2着のダイメイプリンセスが久々にコンビ復活の秋山騎手を背に鮮やかな差し切り勝ちを決めた。
前半3ハロンは速いペースとはいえほぼ例年並みだったが、後半はやや時計がかかってダイメイプリンセスの勝ちタイムは1:08.2。昨年(1:06.6)ほどの高速決着にはならなかった。
アンヴァルはモズスーパーフレア、△ミラアイトーンを交わして3着に上がったところでゴール。2着のディアンドルにはクビ差及ばなかった。直線でスムーズに捌けていたら2着はあったと思う伸びを見せていただけにアンヴァルからの馬券(馬連)を持っていた身としては残念であった。
久々と逃げという脚質もあり私は印を打たなかったモズスーパーフレアだが、プラス26キロという大幅な馬体増で過去最高の506キロと明らかに余裕残しの馬体に見えたのだが、先行勢に厳しい流れの中で直線でしぶとく粘り4着と掲示板を確保したのはお見事。
さて、久々のコンビ復活で見事に昨年2着の雪辱を果たした秋山騎手だが、次のようにコメントしている。
「返し馬の時から“具合はいいな”と。久しぶりに乗せていただいて感謝していますし、“何とかしたい”と思っていました」と満足げに振り返った。
同じスポニチの記事に今回の秋山騎手の起用について森田調教師の「オーナーからのオファーもあったからね」というコメントがあった。
ダイメイプリンセスは、前走のアイビスSDで2番人気に推されながら6着に敗れたこともあって9番人気と人気を落としていたが、新潟千直では不利な内枠、1枠だったことも敗因の一つで昨年2着の実績があるわりに低評価だった。
そういう私も無印にはしなかったものの、押さえまでという評価をしたわけだけど。
では、私が本命にしたアンヴァルの鞍上・藤岡康太騎手のレース後のコメントも見てみよう。
3着 アンヴァル(藤岡康太騎手)
「スタートは出てくれました。4コーナーではミラアイトーンを見ながら進路を探していました。外へ切り返しての3着ですから、バラけて進路さえ開けば、間違いなく勝ち負けだったと思います」引用元:【北九州記念レース後コメント】ダイメイプリンセス秋山真一郎騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba.com
「外へ切り返しての3着ですから、バラけて進路さえ開けば、間違いなく勝ち負けだったと思います」

アンヴァルがゴール前で使った末脚を見れば、藤岡騎手がたらればを言いたくなるのは分かる。本命アンヴァルからの馬連しか買っていなかった私だって思いきりたらればを言いたい。◎○×の3連複(14,490円)を買っておけば…(泣)