タイキシャトルの死亡が伝えられた。17日に老衰による心不全で亡くなったとのこと。
私は現役時代を知っているのだが、タイキシャトルは、とにかく強すぎて、どうにか負かせられないものかと、つい他の馬に肩入れしてしまっていた。
13戦11勝2着1回3着1回という素晴らしい成績。競馬史に名を残す名馬だ。
どうぞ安らかに。
ダノンザタイガー、2馬身差の快勝で勝ち上がり!次走は東スポ杯2歳S視野か
netkeibaPOGで指名しているダノンザタイガー(牡・国枝)が、8月13日の新潟2R2歳未勝利戦(芝1800m)に出走、2着馬に2馬身差で快勝した。
8枠16番と大外枠に入ったダノンザタイガーは、スタートで出遅れた新馬戦とは違い無難にスタートを決めて、道中6〜7番手と中団よりもやや前に付けた。
手応え十分のまま直線に入ったダノンザタイガー。後はどこで追い出すかだけ。
残り300m付近で、川田騎手がダノンザタイガーに鞭を入れた。1発、2発、3発と鞭を入れて気合いをつけた。
川田騎手が鞭を使ったのは、この3発だけ。後は鞭を入れずに追っていた。
逃げるピーエムギャレットを捕らえて突き放したところでゴール。最後はグランツグリーンが2着に入った。
勝ち時計は、1分48秒2。2着馬に2馬身差をつけての快勝だった。
ラップタイムは以下の通り。
前半5Fが1分1秒2というスローペース。ペースを落として逃げたピーエムギャレットが逃げ切ってしまってもおかしくない。現に3着に入ったピーエムギャレットは、4着馬に2馬身半差をつけている。
ダノンザタイガーは、上がり最速33.9秒の脚を使っている。2着に入ったグランツグリーンは、それに次ぐ34.3秒。
グランツグリーンは、前走、福島の新馬戦(芝1800m)では上がり最速タイの脚を使って3着に入っていた。グランツグリーンの次走にも注目したい。
東スポの記事によると、国枝調教師はダノンザタイガーの次走について「東京の2歳Sあたりかな」とコメントしたようだ。
〝2億7000万円ホース〟 #ダノンザタイガー が2戦目で勝ち上がり 次走はGⅡ東スポ杯2歳Sも視野に https://t.co/xvgYHhZO9U#東スポ競馬 #競馬 #POG pic.twitter.com/J2Mf1fsTSJ
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) August 13, 2022
記事にある国枝調教師の第一声「これが初戦だったらよかったんだけどね(笑い)」に新馬勝ちを決められなかった悔しさが滲んでいるように感じるのは私だけだろうか。
しかし、きっちりと勝ち上がりを決めてくれたことだし、これでダノンザタイガーの次走がますます楽しみになった。
シャルラハロート、新馬戦はアタマ差の2着
ダノンだタイガーが未勝利勝ちを決めたのと同じ8月13日の札幌5R牝馬限定新馬戦(芝1500m)にPOG馬シャルラハロート(牝・上村)が出走した。鞍上は、武豊騎手。
スタートを決めたシャルラハロートは、逃げるアースビートの2番手につけた。
4コーナーを回った時には、アースビートを捕らえられると思ったのだが、シャルラハロートの反応は鈍く、ゴール前でようやくエンジンがかかったが、アースビートにアタマ差届かず2着に敗れた。
しかし、レース後にパトロールビデオを確認したところ、直線でシャルラハロートの反応が鈍く見えた理由がわかった。
直線正面からのパトロールビデオでのシャルラハロート。直線に入ったところでは逃げるアースビート(青い帽子)を射程圏内に入れていた。
しかし、シャルラハロートは、武豊騎手が左鞭を入れても外(左)に向かって行く。左後方からメーテルコート(赤い帽子)が迫って来ていることもあってか、武騎手は、鞭を入れるのを一旦やめて手綱を両手で持って何とか内に向けようとしているのが、正面からの映像を見てわかった。
この後、ようやく鞭を入れて追えるようになったのだが、エンジンがかかったところでゴールを迎えてしまった。
レース後の武豊騎手のコメント。
2着 シャルラハロート(武豊騎手)
「良い走りはしていたのですが、2コーナーから外に逃げていて、直線ではその張りがキツくなりました。それがなければという内容でした」
【メイクデビュー】(札幌5R)逃げたアースビートが一杯に粘り切ってデビュー勝ち
武騎手のコメント通り、「それがなければ」という内容だったが、次走に期待の持てる負け方だと思うので、できればもう一度武豊騎手とコンビを組んでもらいたい。