第54回日刊スポーツ賞シンザン記念が明日12日に京都競馬場で行われる。
シンザン記念にはPOG馬サンクテュエールが出走する。
二度あることは三度ある!?ロードカナロア産駒のカバジェーロに期待
シンザン記念の本命はロードカナロア産駒◎カバジェーロ。
ロードカナロア産駒は、一昨年、昨年とシンザン記念を連勝中。今年の出走馬でロードカナロア産駒はカバジェーロのみ。
前走新馬勝ちをしているカバジェーロ。阪神芝1400mで逃げ切りパターンに持ち込んだ1番人気の馬と直線で叩き合い、ゴール前できっちり捕らえての勝利でアタマ差という着差以上に強い内容だった。実際3着馬には3馬身半差をつけている。
カバジェーロの母父はダンスインザダークだが、一昨年の2着馬、3年前の勝ち馬の母父がダンスインザダークで、父だけでなく母父も近年のシンザン記念では好相性。
新馬勝ちの内容に派手さがないからなのか、前日オッズを見る限り人気にはなっていないようだし、それならば思い切って狙ってみることにする。
ちなみに鞍上の北村友一騎手には連覇がかかっている。
シンザン記念2020予想 最終結論
本命◎カバジェーロ以外の印について。
対抗はPOG馬でもある◯サンクテュエール。
前走のアルテミスSではリアアメリアの2着。内容的には完敗だったと思っているのだが、そのリアアメリアが阪神JFでは1番人気を裏切って6着に敗れてしまった。ただ、前残りの展開で8枠からよく追い込んだとは思う。よって、リアアメリアの評価を大きく下げることはないと判断、サンクテュエールの評価も同様。
サンクテュエールは新馬戦、アルテミスSと直線の長い新潟、東京でいずれも2番手からレースを進めているのだが、直線に入って追い出してからエンジンが掛かるまで案外時間がかかるタイプのように見えたので、京都の外回りは合うのではないかと思っている。
単穴に武豊騎手騎乗のディープインパクト産駒▲オーマイダーリン。新馬、未勝利と京都芝1600mを使われており、出走馬中唯一京都芝マイル勝ちがある。ただし未勝利戦なので内回りだが。
新馬戦では重馬場を先行して3着。前走の未勝利戦では良馬場で後方待機からディープ産駒らしい末脚で鮮やかに追い込みを決めた。展開がハマればまとめて差し切っても。
一昨年の2着馬と同じストロングリターン産駒の△プリンスリターン。5着に入った前走の朝日杯FSでは直線でごちゃついたのがもったいなかったが、外に持ち出してよく追い込んだ。
押さえに新馬戦を圧勝した△ルーツドール。
予想
◎カバジェーロ
◯サンクテュエール
▲オーマイダーリン
△プリンスリターン
△ルーツドール
馬券とは別に気持ちとしてはPOG馬のサンクテュエールが勝ってくれたら嬉しい。