土曜の東京9RアイビーSにPOG馬オープンファイアが出走。勝利を期待したがスタートの出遅れも響いて3着に敗れた。能力だけで勝った新馬戦もそうだったが、まだ幼い面があるようだ。それでも上がり最速33.3秒の末脚はさすがディープ産駒というところか。
伏兵ディナースタがバテない強み活かして早め先頭で押し切る
第83回菊花賞が10月23日に阪神競馬場で行われる。
本命は◎ディナースタ。
デビューから5戦目で未勝利脱出。その後のプリンシパルSでは12着に敗れたものの、札幌芝2600mのレースを連勝。
初コンビで未勝利勝ちを果たした横山和生騎手が、乗り続け手の内に入れた様子。後方からの捲りという和生騎手得意の戦法が追われ続けてもバテないディナースタにマッチしたようだ。
ドゥラメンテ産駒といえば、昨年の勝ち馬タイトルホルダーと同じ。もう一頭、弟の横山武史騎手が騎乗するドゥラドーレスもドゥラメンテ産駒だが、自ら動いてスタミナ勝負に持ち込めそうなディナースタの方が馬券的にも妙味があって面白い。
それにディナースタの捲って早め先頭で押し切るというスタイルが私の好きなヒシミラクルと重なる。和生騎手には思い切った騎乗を期待している。
菊花賞2022予想 最終結論
本命◎ディナースタ以外の印について。
対抗は◯ガイアフォース。
新馬戦ではドウデュースの2着。前走セントライト記念では、そのドウデュースを弥生賞で破ったアスクビクターモアとの叩き合いを制して勝利。父キタサンブラックもセントライト記念を勝って菊花賞を制した。
単穴に▲アスクビクターモア。
セントライト記念ではガイアフォースとのゴール前の叩き合いに敗れて2着となったが、こちらはダービー3着からの休み明け初戦。ひと叩きの上積みが期待できる。ディープ産駒だが切れる末脚を使うのではなく先行抜け出し型。ダービーでは前の馬に厳しい流れの中で2番手から早め先頭で3着に踏ん張った。ダービーでもパッタリ止まったわけではなく、3000mもこなせそう。
△ドゥラドーレスは、鋭い末脚が武器。前走では馬群を割る勝負根性も見せた。2000m前後が合っていそうな気もするが、3000mでも直線であの末脚が使えたら上位争いも可能だろう。
△マイネルトルファンは、3戦と最もキャリアが浅いのだが、追われてバテずに伸びるタイプ。オルフェーヴル産駒でスタミナもありそうだし、鞍上は今季絶好調の丹内騎手。一発があっても。
予想
◎ディナースタ
◯ガイアフォース
▲アスクビクターモア
△ドゥラドーレス
△マイネルトルファン