ダービートライアル青葉賞を制したのはディープインパクト産駒プラダリアだった。ディープ産駒向きの流れになりにくいと考えた私の本命はレーン騎手騎乗のドゥラメンテ産駒レヴァンジルだったが、結果は5着…。ちなみに2着に入ったのもディープ産駒ロードレゼルであった。
春天の本命はディープボンド!昨年2着の雪辱を果たす!
第165回天皇賞(春)が5月1日に阪神競馬場で行われる。昨年に続く阪神開催の春天。距離は3200m。
本命は前日オッズで単勝1番人気に推されている◎ディープボンド。昨年の春天でワールドプレミアの2着。また有馬記念ではエフフォーリアの2着に敗れており、強いイメージがあるこの馬は意外なことに未だG1未勝利。
前走の阪神大賞典ではもちろん1番人気。2着馬との着差は3/4馬身差ではあるが57キロを背負い、上がり最速34.6秒の脚で差し切った。力でねじ伏せたという印象。ひと叩きでさらに状態は上向き。おそらく有馬記念のようにタイトルホルダーを前に見ながらレースを進めるのではないか。スタミナだけでなく、ある程度切れる脚も使えるディープボンドならゴール前でタイトルホルダーを差し切れるはず。
怖いのは昨年のワールドプレミアのようにスタミナも末脚の切れもディープボンドを上回るタイプだが、今年の出走馬に脅威となる存在は見当たらない。昨年2着の雪辱を果たし、悲願のG1初制覇といきたい。
天皇賞(春)2022予想 最終結論
本命◎ディープボンド以外の印について。
対抗はタイトルホルダーでは面白くないので◯マカオンドール。
前走の阪神大賞典ではディープボンドの4着。上がりはディープボンドの34.6秒に次ぐ34.9秒。34秒台の脚を使ったのは2頭のみ。ゴール前の急坂を上ってグイとひと伸びしたように阪神コースは悪くないし、スタミナもある。また、今回は松山騎手に手綱が戻るのだが、マカオンドールが挙げた全4勝で手綱を握っていたのが松山騎手。相性抜群のコンビで再度ディープボンドに挑む。
単穴に▲タイトルホルダー。
横山和生騎手とのコンビもこれで3戦目。前走の日経賞は2着馬とは首差と着差は僅かであったが逃げて他馬の目標にされながらもしっかりと勝ち切った。他馬がハナを主張するようであれば控えるだろうが、切れ味勝負を避けるためにも後続に脚を使わせたいはず。早めに動いてどこまで押し切れるか。やはり他馬の目標にされる分、難しいところはある。
押さえにキンカメ×ディープの△ヒートオンビート。母マルセリーナは桜花賞馬。勝ち切れないレースが続いているが大崩れもなく、流れ込んでの2〜3着なら。
同じくここ3戦3着続きで勝ち切れない△シルヴァーソニック。その3戦がステイヤーズS、万葉S、阪神大賞典と全て芝3000m以上のレース。スタミナは十分であとは勝ち切れなさを鞍上の川田騎手がどう補うか。
予想
◎ディープボンド
◯マカオンドール
▲タイトルホルダー
△ヒートオンビート
△シルヴァーソニック