第42回新潟2歳ステークスが8月28日に新潟競馬場で行われた。
勝ったのは連闘で臨んだ小柄な牝馬キタウイング!
新潟2歳Sが行われた日、午前中の天候は曇り、芝の馬場状態は稍重だったが、メインレースの頃には天候は晴れ、馬場状態は良馬場に回復した。
私の本命は、連闘馬ウインオーディン。
マイル戦は初めてだが、前走は新潟の芝1800mで未勝利勝ち、陣営がコース適正に自信を持っての連闘と見て、本命にした。
逃げたのはバグラダス。2番手にタマモブラックタイ、さらにアイスグリーン、グラニットと続いた。
ラップタイムは以下の通り。
前半5Fが62秒2と新潟2歳Sにありがちな予想通りのスローペース、それもかなりのスロー。
やはり直線での瞬発力勝負になると確信した。
ゆったりと4コーナーを回った各馬は直線で馬場の良い外を選択。残り600mを過ぎて、いよいよ追い比べに突入。超スローペースで鍵となるのは上がり3Fの瞬発力。
直線の外から同じ色の帽子の7枠2頭シーウィザードとウインオーディンが叩き合いながらゴール目指して上がってくるのを尻目に馬群の最内、馬場の真ん中辺りから一気に追い込んで先頭でゴールに飛び込んだのはキタウイング。
キタウイングは、私の本命馬ウインオーディンと同じ連闘馬。しかし、私はキタウイングには△を打って押さえただけだった。
その理由を私は予想記事に次のように書いている。
本命ウインオーディンと同じく連闘となるが、こちらは小柄な牝馬での連闘というのが多少気掛かりで押さえまでとした。
馬体重を減らして出てくるのではと思っていたのだが、レース前に発表されたキタウイングの馬体重は増減なしの436キロだった。
2着にウインオーディンが入って、結局、連闘馬2頭のワンツーフィニッシュとなった。
上がり3Fのタイムは、キタウイングが最速33.0秒、ウインオーディンがそれに次ぐ33.2秒で、上がりの速さを要するレースになった。
予想と結果
1着△キタウイング(4番人気)
2着◎ウインオーディン(3番人気)
3着 シーウィザード(2番人気)
4着 バグラダス(10番人気)
5着◯アイスグリーン(1番人気)
7着△ロードディフィート(5番人気)
11着▲チカポコ(8番人気)
2着ウインオーディンと3着シーウィザードの着差は頭差。2着争いに手に汗握ったが、本命のウインオーディンが叩き合いを制して2着に入ってくれたおかげで馬連的中となった。
シーウィザードは新種牡馬ビーチパトロール産駒で、よくわからない部分が多いので無印にしたのだが、上位3頭の中で早めに追い出されて上がり33.4秒の脚を使ったのだから、3着に敗れはしたものの評価できる内容だったのではないかと思う。
戸崎騎手は新潟2歳S含め土日8勝の大活躍!
レース後のコメントはこちら↓
【#新潟2歳ステークス レース後コメント】
キタウイング戸崎圭太騎手、ウインオーディン三浦皇成騎手らhttps://t.co/dnzATDk1D8戸崎騎手
「先週勝ったばかりで連闘でしたが、最後は良い脚を見せてくれました。道中気の良い所を見せていましたが、最後の脚は良いものを持っています」※抜粋— netkeiba (@netkeiba) August 28, 2022
勝ったキタウイングの戸崎騎手のコメント。
1着 キタウイング(戸崎圭太騎手)
「まずは重賞を勝てた事は良かったですし、今日の4勝も馬たちが頑張ってくれました。ゲートの中で待たされて、落ち着いてしまいました。スタートもゆっくりでしたが、後ろから行くことは最初から決めていました。馬の良いリズムで運ぶことが出来ました。
先週勝ったばかりで連闘でしたが、最後は良い脚を見せてくれました。道中気の良い所を見せていましたが、最後の脚は良いものを持っています。このまま順調に成長して行ってくれればと思います」
テン乗りでしっかり結果を出した戸崎騎手、さすがです。戸崎騎手は、新潟で土曜日に4勝、日曜日も4勝と乗れていました。
三浦騎手のコメント。
2着 ウインオーディン(三浦皇成騎手)
「直線に向くまで折り合いは良く、ペースは遅かったので前の馬を交わせればいいと思っていました。追い出してからの反応も良かったです。今回は連闘でも落ち着いていて、厳しいローテーションでしたが状態をキープしてよく頑張ってくれました。悔しいですが、今後に向けて良い経験になると思います」
目標にした前の馬(シーウィザード)は交わせたのですが、他にも内にもう一頭いましたね。