netkeiba POGで指名したブルトガングとリメンバーメモリーが先週の新馬戦でデビューした。
ブルトガング、2着に4馬身差をつける快勝でデビュー戦を飾る
ブルトガングは6月22日(土)東京5R芝1800mの新馬戦に出走。
鞍上は、全姉で桜花賞馬のグランアレグリアの主戦を務めたC.ルメール騎手。1番人気に推されたブルトガングだったが、ゲートの出が悪く、スタートで出遅れ後方からの競馬に。
道中、馬群の中でレースを進めたルメール騎手とブルトガングは、ラチ沿いをキープ。直線に入ると、ルメール騎手はブルトガングを内から徐々に外へと持ち出し進路を確保。追い出されたブルトガングはグングン加速、残り200mで前を行く馬たちを抜き去って突き放すと、最後は軽く流してゴール板を駆け抜け、2着シェクロエに4馬身差をつけてデビュー戦を快勝した。
スタートで出遅れた時はヒヤヒヤしたが、直線でのパフォーマンスは圧巻。強い内容だった。
ルメール騎手、手塚調教師のレース後のコメント。
1着 ブルトガング(C.ルメール騎手)
「まだ子どもです。ゲートが開いたらびっくりしていました。道中フラフラしていましたが、反応はとても良かったです。いい脚を使い、能力はありそうです。お姉さん(グランアレグリア)とは違います。距離は持ちそうです」
(手塚貴久調教師)
「練習ではゲートの出は速かったのですが、今日はたまたまでしょう。最後はよく伸びていました。体がまだ緩いので、使ってこれから良くなっていくはずです。大きいところを狙っていきたいです」引用元:【メイクデビュー東京レース後コメント】ブルトガング C.ルメール騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba.com
ルメール騎手も「お姉さん(グランアレグリア)とは違います。距離は持ちそうです」とコメントしているが、デビュー戦の走りを観た限りでは距離はもう少し延びても大丈夫そう。
リメンバーメモリーはブービー8着に終わる
新種牡馬キズナ産駒のリメンバーメモリーは、6月23日(日)阪神5R芝1800mの新馬戦に出走。
オーナー・前田晋二氏、佐々木晶三調教師、そして鞍上に武豊騎手と父キズナに携わったチーム・キズナが再び集結して臨んだデビュー戦であったが、3番人気のリメンバーメモリーはスタートでダッシュがつかず最後方からレースを進めることに。
3〜4コーナーで武騎手が気合いをつけ始め、4コーナーを回る時にはムチが入った。直線でもムチを数発入れながら追うも前との差は縮まるどころか開く一方。
勝ち馬レッドベルジュールとのタイム差は1.8秒、9頭立ての8着とブービーに終わった。
前日にブルトガングがいい勝ち方をしてくれたので、リメンバーメモリーにも続いて欲しかったのだが、全くいい所なく終わってしまってがっかり。
8着 リメンバーメモリー(武豊騎手)
「まだ若すぎて走るほうに気が向いていません。慣れが必要ですが、素質自体は良いと思います」引用元:【メイクデビュー阪神レース後コメント】レッドベルジュール福永祐一騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba.com
果たしてリメンバーメモリーは次走で変わり身を見せてくれるのだろうか。