七夕賞の本命は「だんだん強く」クレッシェンドラヴ

競馬予想2019

7月7日(日)の七夕に福島競馬場で行われる七夕賞(G3)。

芝2000mのハンデ戦だ。

スポンサーリンク

だんだん強くなってきた!クレッシェンドラヴ

七夕賞の本命はステイゴールド産駒の◎クレッシェンドラヴ

クレッシェンドという名前の通りだんだん強くなってきて、重賞まであと一歩のところまできた。

それを示したのが前走の福島民報杯。勝負所でまくるように一気に上がって直線入り口で先団に取り付くと、直線で一度は先頭に立った。しかし、同じステイゴールド産駒のレッドローゼスに差されて半馬身差の2着に敗れた。

敗れはしたが、自ら動いて勝ちに行った結果の2着。次に繋がる内容だった。

 

その「次」が、同じ福島芝2000mで行われる明日の七夕賞だ。

昨年、福島民報杯を勝って七夕賞に臨んだマイネルサージュは、七夕賞では2着に敗れたが、福島民報杯、七夕賞ともに後方待機から勝負所でまくるように上がって直線大外から追い込むという乗り方をしていた。

クレッシェンドラヴの内田博幸騎手もおそらく前走の福島民報杯と同じように乗ってくるのではないか。

林徹調教師が「内田騎手が続けて乗ってくれるのは大きい」とコメントしたようだが、本当にその通りだと思う。ここ5戦は内田騎手が続けて騎乗しているのだが、特に前走から続けて乗るのは非常に意味がある。

それは福島民報杯のレース後の内田騎手のコメントを見ればわかる。

 

2着 クレッシェンドラヴ(内田博幸騎手)
「ヨーイドンの競馬にはしたくなかったですし、勝ち馬を封じ込めるような形で早めに動いて行きました。負けはしましたが初めてのこのクラスで強気の競馬をして頑張ってくれました。この先楽しみです」

引用元:【福島民報杯】(福島)~人気のレッドローゼスがOP初勝利 競馬実況web ラジオNIKKEI

 

福島芝2000mでのクレッシェンドラヴの乗り方を完全に手の内に入れた様子が窺える。

 

土曜の福島の芝のレースを見た限りでは直線は内がかなり荒れてきているようで、外が伸びる傾向にあった。

七夕賞と同じ芝2000mの土曜福島10R松島特別をクレッシェンドラヴと同じステイゴールド産駒のマイネルキラメキが、後方待機から勝負所で外を回って押し上げ、直線でジリジリ脚を伸ばして内と外から追いすがる2頭を競り落として勝利した。

松島特別でのマイネルキラメキの走りを明日の七夕賞のクレッシェンドラヴに重ねて思わずガッツポーズをしてしまった。

内田騎手の今年の重賞勝ちはニュージーランドトロフィーのみ。重賞を1つ勝つのも十分大変なことであるとわかっているが、もっと勝ってもいい騎手だと思っているので、七夕賞で2勝目を挙げてもらいたい。

スポンサーリンク

七夕賞2019予想 最終結論

本命◎クレッシェンドラヴ以外の印について。

 

対抗はトップハンデ57.5キロを背負う○ミッキースワロー。斤量に関しては2走前の新潟大賞典でも同じ57.5キロで2着とよく走っているのであまり気にすることはなさそうだ。

新潟大賞典の他にもセントライト記念1着、AJCC2着、G1の大阪杯とジャパンカップでそれぞれ5着と重賞、G1でも好走している。トップハンデを背負わされるのも当然と言える。

今回は横山典弘騎手から菊沢一樹騎手に乗り替わる。と言っても、デビュー戦から5戦目までは菊沢一樹騎手が主戦を務めていたのだから、手綱が戻ってきたと言ってもいい。しかも福島でミッキースワローに騎乗した経験があるのは菊沢一樹騎手の方なのである。芝2000mのひめさゆり賞を勝ち、芝1800mのいわき特別では3着に入っている。前走のエプソムカップで10着に敗れたのは東京向きではないからではないか。現に福島や中山で好走している。前走の大敗とトップハンデ、さらには乗り替わりのせいか、実績から考えるとあまり人気にはならないようだが、その方が菊沢騎手も思い切った騎乗が出来て良いだろう。トーセンホマレボシ×ジャングルポケットで切れはしないが長く脚が使える。タフなレースに向きそうで馬場が荒れ出した福島芝2000mはおあつらえ向きと考える。

 

単穴にディープインパクト産駒▲ソールインパクト。実は、ディープインパクト産駒は七夕賞で意外と走るのだ。ディープ産駒が走っても別に意外ではないかもしれないが、福島芝2000mの重賞で好走するイメージは正直言ってあまりない。しかし、2017年の勝ち馬ゼーヴィント、2016年の勝ち馬アルバートドックはいずれもディープ産駒。

ソールインパクトは昨年は出走していないが、2017年の七夕賞でゼーヴィントの3着に入っている。今年7歳になるが、前走の目黒記念で3着に入るなどまだまだ衰えを知らない。それに昨年の勝ち馬メドウラークも7歳だった。

 

昨年の鳴尾記念をレコード勝ちしている△ストロングタイタン。中山金杯以来のレースだが鉄砲が利くタイプ。3歳時には夏の小倉で連勝するなど夏に調子を上げるタイプでもあり、小回りも問題ない。

 

穴で×アウトライアーズ。前走の新潟大賞典で14着と大敗。前日オッズでも単勝15番人気と人気薄。おそらく当日になっても人気はあまり変わらないだろう。昨年の松島特別(福島芝2000m)を勝つなど、福島、小倉では好走している。新潟から福島へのコース替わりで一変があるかも。

 

予想
◎クレッシェンドラヴ
○ミッキースワロー
▲ソールインパクト
△ストロングタイタン
×アウトライアーズ

 

人気のロシュフォールは東京、新潟と広いコースで好走しているが小回りは未知数なので今回は無印とした。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
競馬予想2019
競馬のある週末
タイトルとURLをコピーしました