第57回札幌2歳ステークスが9月3日に札幌競馬場で行われる。
札幌2歳Sの本命はPOG馬ブラストウェーブ!
札幌2歳Sの本命はPOG馬◎ブラストウェーブ。
前走の函館芝1800mの新馬戦を勝ってデビュー勝ちを決めた。ハービンジャー産駒で、全兄にブラストワンピースがいる。
函館で勝ったように血統的に洋芝はこなせる。全兄ブラストワンピースも札幌記念を制している。
また、同じハービンジャー産駒ではニシノデイジーが2018年の札幌2歳Sを制している。
ブラストウェーブは、538キロと大型馬で初戦から動けるか不安だったが、新馬戦では2番手につけて直線で早めに抜け出して押し切った。ゴール前で2着馬イッツオンリーユーに首差まで迫られたものの、並ばれそうになってからグイッとひと伸びするなど勝負根性のあるところも見せた。
ひと叩きの上積みが見込める今回はさらに期待できる。鞍上は川田騎手に乗り替わりとなる。
POG馬ということもあり、ここを勝って兄と同じかそれ以上の活躍をしてもらいたい。
札幌2歳ステークス2022予想 最終結論
本命◎ブラストウェーブ以外の印について。
対抗は◯フェアエールング。
前走は重馬場の福島芝1800mで逃げて新馬勝ち。ゴールドシップ産駒で洋芝もこなせるだろう。
半姉マイネグレヴィル(父ブライアンズタイム)、半兄マイネルシュバリエ(父バトルプラン)が共に札幌2歳Sで2着。父ゴールドシップも同レース2着。
ゴールドシップ産駒のブラックホールが2019年の札幌2歳Sを勝っている。
荒れた馬場を他馬が気にするようなら、ロスなく内を走って逃げ、あるいは先行してそのままインを突くのもアリだろう。
単穴に▲ドゥーラ。
新馬、未勝利と札幌芝1800mを続けて使われているが、2戦とも直線で外にヨレている。ただし、2戦目の前走はそれも多少マシになった。
その2戦目となった前走の未勝利戦だが、外にヨレるロスがありながらも上がり最速の脚で差し切り、2着馬に1馬身3/4差で快勝している。
癖馬だが、斎藤新騎手が続けて騎乗するのは心強い。
△シャンドゥレールは、初めての洋芝がどうかだが、東京芝1800mの新馬戦で強い勝ち方をしており、ここもあっさりの可能性もある。
人気薄で気になるのは、△アンテロース。
稍重で行われた2戦目の札幌芝1800mの未勝利戦を勝って、前走のコスモス賞で4着に敗れた。そのコスモス賞では、それまでの先行から後方待機に変え、直線外から追い込んだ。
武豊騎手は、昨年の札幌2歳Sと3年前の札幌2歳Sで共に2着に入っているのだが、いずれも後方から追い込んでのもの。コスモス賞から札幌2歳Sは予定通りのローテーションのようだが、ひょっとしてコスモス賞ではアンテロースが後ろから行って直線でどのくらい脚を使えるのか測ったのではないか…という気がするので、押さえておくことにする。人気薄ならある程度思い切った騎乗もできるだろう。
予想
◎ブラストウェーブ
◯フェアエールング
▲ドゥーラ
△シャンドゥレール
△アンテロース