ドウデュースが、凱旋門賞の前哨戦としてニエル賞を使うことが明らかになった。直行プランもあったが、やはり一度ロンシャンの芝を経験した方がよいということだろう。
同厩馬マイラプソディが帯同するようで、こちらはフォワ賞に出走予定。マイラプソディはかつての私のPOG馬。
まだ少し先の話ではあるが、まずは2頭とも無事にフランスへ旅立って欲しい。
中京記念の本命はカッチー騎乗のワールドウインズ
第70回中京記念が7月24日に小倉競馬場で行われる。
どの馬を本命にするか迷いに迷っていたら、こんな時間(24日深夜)になってしまった。
迷った結果、本命は◎ワールドウインズに決めた。
七夕賞で本命にしたモズナガレボシをここでもう一度本命にしようかとも考えたけれど、土曜の小倉の芝のレースを観たところでは、それほど上がりがかかる馬場ではなさそう。
例えば距離は中京記念よりも長い2000mではあるが、土曜10Rの高千穂特別のレースの上がりが34.7秒。勝ったゼッフィーロの上がりは、34.2秒。ゼッフィーロは、ディープインパクト産駒。
昨年の中京記念のレースの上がりは、34.7秒。勝ったアンドラステの上がりは、34.3秒。上がり最速は、後方から追い込んで3着に入ったクラヴェルの33.5秒だった。
おそらく日曜の芝も良馬場だろう。展開次第だが、平均ペースなら、少なくとも上がり34秒台前半の脚が必要になるのではないか。そうなると、モズナガレボシにはちょっと苦しい。
ワールドウインズは、小倉で3戦2勝。
そのうちの1勝は昨年の関門橋ステークスで、本格化前とはいえ直線で早めに先頭に立ち押し切りを図ったパンサラッサをゴール前で捕らえてのもの。
ルーラーシップ産駒ワールドウインズの母は、ヴィクトリアマイル勝ち馬のエイジアンウインズ(父フジキセキ)。ワールドウインズは上がり33秒台前半の切れる脚も使える。
前走のメイステークスでは、直線で馬場の荒れた内に突っ込んで一旦は先頭に立ったが最後は外から伸びて来た馬に交わされて3着。敗れはしたものの決して悪い内容ではなかった。
得意の小倉に変わる今回、ワールドウインズに重賞初制覇のチャンスは十分にあると考える。七夕賞を勝ち、久々の重賞制覇で見せたカッチースマイルを小倉でも見られるかもしれない。ハンデも56キロなら。
中京記念2022予想 最終結論
本命◎ワールドウインズ以外の印について。
対抗は◯ファルコニア。
ディープインパクト産駒だが、溜めて切れるというより、早めに動いて押し切るタイプ。小倉は2戦1勝。勝ったあすなろ賞では後方待機から勝負どころで上がっていくと、後は鞍上が追い通しで粘る2着馬をゴール前でハナ差交わした。小倉向きと言ってよさそう。
8枠に入ったのも内で揉まれるよりはいい。ハンデは56キロと手頃。
穴っぽいところで、狙ってみたいのは▲アーデントリー。
久々の前走、米子Sで11着と2桁着順。それもあってか、人気薄になりそうだが、昨年の虹の松原Sでは、今回それなりに人気を集めそうなミスニューヨークを2着に破って勝っている。小倉は6戦3勝、3着1回、4着2回で掲示板を外していない相性の良いコース。
鞍上は、私の推し騎手の一人、坂井瑠星騎手。ハンデは54キロと軽いし、一発があってもよさそう。
押さえに△モズナガレボシ。流れが速くなって、多少上がりのかかる展開になれば出番があるかもしれない。
もう一頭△カイザーミノル。勝ち鞍は全て1700m以下だが、その1700mは小倉でのもの。平坦小回りの小倉なら1800mでも。
予想
◎ワールドウインズ
◯ファルコニア
▲アーデントリー
△モズナガレボシ
△カイザーミノル