6月30日(日)にスウェーデンのブローパーク競馬場でウィメンジョッキーズワールドカップが開催されました。
日本からは藤田菜七子騎手が参加しました。
「ウィメンジョッキーズワールドカップ」とは
ウィメンジョッキーズワールドカップ(Women Jockeys’World Cup)は、女性騎手の国際的な活躍の場を広げることを目的として設立された国際女性騎手招待競走。
ウィメンジョッキーズワールドカップでは、招待を受けた世界各国10名の女性騎手が、同日に行われる条件の異なる5レースに騎乗、順位に応じた獲得ポイントを競い合います。
参加騎手は以下の10名。
J.アルベス(ブラジル)
G.コックス(イギリス)
R.ダンツ(ドイツ)
J.エリオット(イギリス)
藤田菜七子(日本)
U.ホルムクィスト(スウェーデン)
K.インゴルフスランド(ノルウェー)
J.ラングレン(スウェーデン)
A.マサン(フランス)
S.ラルストン(アイルランド)
藤田菜七子騎手の騎乗結果
藤田菜七子騎手の騎乗結果及びシリーズ結果は以下の通り。
第1戦 (芝1,200メートル) オベヤ号 6着/8頭 (2ポイント)
第2戦 (芝1,400メートル) フランシスクス号 1着/10頭 (15ポイント)
第3戦 (芝1,600メートル) ヤマト号 5着/10頭 (4ポイント)
第4戦 (芝1,750メートル) フィラデルフィア号 2着/10頭 (12ポイント)
第5戦 (芝2,100メートル) チルターンズ号 1着/10頭 (15ポイント)
優勝 藤田 菜七子(日本) 48ポイント
第2位 J.ラングレン(スウェーデン) 43ポイント
第3位 J.エリオット(イギリス) 38ポイント
藤田 菜七子騎手のコメント
優勝することができて本当にうれしいです。これまでお世話になっている皆様に少しでも成長した姿を見せられたかなと思います。これからも一鞍一鞍を大事に、自分のできることを積み重ねていきたいです。
藤田菜七子騎手にとって、第2戦での勝利が海外初勝利で、その日のうちに2勝目を挙げ、なおかつウィメンジョッキーズワールドカップで優勝したのだからすごい!
World Horse Racingのツイッターなどにレース動画、表彰式の写真などが掲載されています。
The only female jockey licensed by the JRA, 22-year-old Nanako Fujita lands the finale and wins the third Women Jockeys’ World Cup at Bro Park! 🇯🇵 @womenjockeys @svenskgalopp pic.twitter.com/eqSfyRhoWL
— Racing TV (@RacingTV) 2019年6月30日
Making history as the first female jockey to ride in a Japanese G1 in February, Nanako Fujita now adds the #WJWC19 to her résumé 🏆
Josefin Landgren 🇸🇪 fills the second spot, while Jane Elliott 🇬🇧 takes third 🏇#womenjockey @womenjockeys @tommoracing #競馬 #女性ジョッキー pic.twitter.com/DnDOPnUwVy
— World Horse Racing (@WHR) 2019年6月30日
The @womenjockeys World Cup featured representatives from Brazil, Great Britain, Germany, Japan, Norway, France, Ireland and Sweden – the host nation 🌍
2️⃣2️⃣-year old Japanese rider NANAKO FUJITA claimed the coveted trophy 🇯🇵🏆#WJWC19 #womenjockey #競馬 #女性ジョッキー pic.twitter.com/YMmRa5rR1u
— World Horse Racing (@WHR) 2019年6月30日
Victory for Japan in Women Jockeys’ World Cup > https://t.co/5xToIMIT9y pic.twitter.com/v6978yxedv
— Women Jockeys’ World Cup (@womenjockeys) 2019年6月30日
藤田菜七子騎手おめでとうございます!
私の中ではJRAの女性騎手と言われて真っ先に思い浮かぶのは、長い間ずっとマッキーこと牧原由貴子さん(現在は増沢)だった。つまり、それほど長い間、記憶に残る活躍をする女性騎手が中央競馬に現れなかったということではないかと思う。そのマッキーのJRA通算勝利数34勝を大きく塗り替えたのが、藤田菜七子騎手。藤田騎手の登場と活躍は同性として嬉しい限り。
今後ますますの活躍を楽しみにしています。