菊花賞トライアル第67回神戸新聞杯が9月22日に阪神競馬場で行われる。
シフルマンが連勝の勢いに乗って春の実績馬に挑む
神戸新聞杯の本命は、連勝中の◎シフルマン。3走前の若葉Sでは直線で早めに先頭に立ったところをヴェロックスに交わされ、さらにワールドプレミアにも交わされて3着と完敗。
しかし、その後、早苗賞を勝つと、続く京橋特別では古馬相手に勝利。若葉S以降力をつけている。
8頭立てと少頭数で流れが落ちつきそうだが、切れ味勝負になってはシフルマンには分が悪い。積極策を得意とする鞍上の松山騎手ならおそらく直線で早めに先頭に立つぐらいの騎乗をするのではないか。新潟の早苗賞(吉田隼人騎手騎乗)では直線で早めに先頭に立つと長くいい脚を使ってそのまま押し切った。あの脚が使えれば、人気の2頭をあっと言わせる可能性も十分ある。
神戸新聞杯2019 最終結論
本命◎シフルマン以外の印について。
対抗は○ヴェロックス。皐月賞2着、ダービー3着と勝ちきれないが最後の末脚は確実。皐月賞では勝ち馬サートゥルナーリアに直線で寄られる不利がなければもっと際どい勝負だったかもしれない。ダービーでは目標にしていたサートゥルナーリアをきっちり捕らえたが、前にさらに2頭いた。
単穴にG1・2勝の▲サートゥルナーリア。皐月賞はスタートの出遅れも響いてやや強引な騎乗になった。直線で伸びを欠いたのは距離ではなく、その分だろう。2400mは問題ないはず。
△ワールドプレミアは順調であればもっと重い印を打ってもよかったのだが、若葉S以来久々のレースというのはやはり気になる。
予想
◎シフルマン
○ヴェロックス
▲サートゥルナーリア
△ワールドプレミア
8頭立てなので印は4頭までにしておく。シフルマンの2強崩しに期待。