さて、今日からまた新たな年の競馬が始まります。まずは金杯をきっちりと当てて幸先の良いスタートを切りたいところ。
第70回日刊スポーツ賞中山金杯が本日1月5日に中山競馬場で行われます。
ショウナンバルディの先行粘り込みに期待
中山金杯の本命は、◎ショウナンバルディ。
前走の中日新聞杯では直線で一度は先頭に立ったが、ゴール前で差されて4着に終わった。今回、鞍上に初コンビの津村騎手を迎えるのは、直線の短い中山での先行粘り込みを狙う陣営の思惑があるのだろうか。3枠と内目の枠に入ったのは好材料。
ハンデは前走・中日新聞杯から据え置きの54キロ。4着と言っても勝ち馬との差は0.3秒で大きく離されたわけではなく、好走しているのにハンデ据え置きというのは美味しい。
ちなみに、本日1月5日は津村騎手の誕生日。
中山金杯2021予想 最終結論
本命◎ショウナンバルディ以外の印について。
対抗は、2連勝と勢いに乗る○ヒシイグアス。
5戦2勝2着2回で連を外したのは1回だけと中山コースとの相性抜群。さらにハンデは手頃な54キロ。
ハーツクライ産駒のヒシイグアスは、いよいよ本格化かという雰囲気もあり、この一戦が試金石になりそうで楽しみ。
単穴に▲シークレットラン。
重賞未勝利で前走3勝クラスの古都Sをクラス3戦目で勝ち上がったばかりではあるが、2歳時に今回と同じ中山芝2000mの葉牡丹賞をレコード勝ちするなど、中山の芝では9戦3勝2着3回とヒシイグアスほどではないが、こちらもコース相性は良い。
末脚が切れるタイプというよりもむしろ追われてグイグイと脚をのばすタイプで、好位につけて直線で早めの勝負に出るのが直線の短い中山向きなのかもしれない。相性の良いコースに替わるのに加えて、前走の斤量57キロから3キロ減の54キロと軽ハンデになるのも好材料だ。
押さえに△バイオスパーク。大外枠に入ったことだし、池添騎手が思い切った競馬をするようなら面白い。中山金杯と相性の良いステイゴールドの後継オルフェーヴル産駒というのも買い材料。
もう一頭の押さえに牝馬の△リュヌルージュ。モンテロッソ産駒で母父メジロマックイーンという渋い血統。スピード決着よりも時計のかかる馬場が合う。52キロの軽ハンデでどこまで食い込めるか。
予想
◎ショウナンバルディ
○ヒシイグアス
▲シークレットラン
△バイオスパーク
△リュヌルージュ