【宝塚記念2019予想】紅一点リスグラシューが初G1制覇のエリ女と同じ2200mで

競馬予想2019

6月23日に阪神競馬場で行われる第60回 宝塚記念。

夏のグランプリと呼ばれる宝塚記念の今年の出走馬は、フルゲートに届かない12頭とやや寂しいものとなった。

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宝塚記念2019 出走馬

第60回 宝塚記念の出走馬および枠順は以下の通り。

 

11キセキ牡558.0川田将雅
22レイデオロ牡558.0C.ルメール
33エタリオウ牡458.0横山典弘
44アルアイン牡558.0北村友一
55タツゴウゲキ牡758.0秋山真一郎
56スティッフェリオ牡558.0丸山元気
67マカヒキ牡658.0岩田康誠
68ショウナンバッハ牡858.0吉田豊
79クリンチャー牡558.0三浦皇成
710ノーブルマーズ牡658.0高倉稜
811スワーヴリチャード牡558.0M.デムーロ
812リスグラシュー牝556.0D.レーン

 

少頭数の今年の宝塚記念だが、5歳世代の代表馬がズラリ勢揃いしている。何しろ皐月賞馬アルアイン、ダービー馬レイデオロ、菊花賞馬キセキとそれぞれにクラシックを制した3頭に加えてダービー2着で昨年の大阪杯勝ち馬スワーヴリチャードもいるのだ。

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宝塚記念2019 予想

私の本命馬も5歳。紅一点、5歳牝馬の◎リスグラシュー

チューリップ賞から本格的に武豊騎手が主戦を務めるようになったこともあり、どうにかクラシックをと、馬券と関係なく応援していたのだが、結果は、桜花賞2着、オークス5着、秋華賞2着と残念ながら無冠に終わってしまった。

そんなリスグラシューがG1初勝利を飾ったのが昨年のエリザベス女王杯。その時、鞍上にいたのは武騎手ではなくモレイラ騎手だった。

昨年のエリザベス女王杯は、マイペースで逃げたクロコスミアの勝ちパターンであったが、4コーナーから追い出し、直線で追いに追ったモレイラ騎手の剛腕に応えたリスグラシューが粘るクロコスミアを捕らえて差し切った。続く香港ヴァーズでもコンビを組んだモレイラ騎手は、リスグラシューを手の内に入れた様子で、大外を回って4コーナーから直線入り口、そして直線と追い続け、やはりそれに応えたリスグラシューが最後はエグザルタントとの一騎打ちとなり、一度は先頭に立ったものの、内から差し返され首差の2着に敗れた。

父はハーツクライ、さらに母系にサドラーズウェルズの血を持つかなりのスタミナ型で、さらに追えば追うほど伸びる牡馬に負けないタフさを兼ね備えている。直線ヨーイドンの切れ味勝負になってしまうと分が悪いが、大阪杯で控えて2着に敗れたキセキが持ち味を活かす逃げに徹すれば小頭数とはいえ緩いペースにはならないだろう。大外枠で揉まれずにレースを進めることができるのはリスグラシューにとってはプラス。京都と阪神と舞台は違うが同じ2200m。スタミナを存分に活かして4コーナーで大外をまくる勢いでグイグイ追えば同世代の牡馬をまとめて差し切ることも可能なはず。4歳で勝ったエリザベス女王杯が初G1、その翌年に5歳で宝塚記念を制した先輩牝馬マリアライトに続きたい。

リスグラシューとは初コンビとなるレーン騎手。土曜は5勝を挙げるなど絶好調。今回の短期免許では今日がJRA最後の騎乗となるため、おそらく気合が入っていることだろう。ヴィクトリアマイルに続くレーン騎手のG1・2勝目は宝塚記念になるのではないだろうか。

 

対抗は○レイデオロ。2度目のドバイシーマクラシック挑戦も6着に敗れた。ドバイの馬場が合わなかったと見るべきか。しかし、日本では無様なレースはしないだろう。同世代のライバルが大阪杯で1、2着といい内容で臨んでくるが、レースでの安定感はこちらが上。

 

単穴に▲エタリオウ。2着が多く、何とまだ1勝馬。そして、鞍上にはG1・2着のイメージが強い横山典弘騎手…。しかし、宝塚記念といえばステイゴールド産駒と言っても過言ではないほどステイゴールド産駒はこのレースを勝っている。スタミナはもちろん文句なし。ただ、5歳世代の強い馬と走るのは今回が初めて。同世代のブラストワンピースが有馬記念で古馬をまとめて負かしたが、エタリオウはそのブラストワンピースに菊花賞で先着しているので、いい勝負ができるのではないかと思うのだが。とりあえずこの馬の2着付けの馬券もいくらか押さえたい。

 

△キセキは、控えると持ち味を十分発揮することができない。おそらく今回は悔いのないよう自分のレースをするはず。しかし、マイペースで逃げれば強いことは周りもわかっているため、簡単にはいかないだろう。行ってどこまで粘れるか。

 

押さえにリスグラシューと同じハーツクライ産駒の×スワーヴリチャード。ハーツクライ丼を狙う。

 

宝塚記念
◎リスグラシュー
○レイデオロ
▲エタリオウ
△キセキ
×スワーヴリチャード

 

前走の大阪杯でキセキに勝ってG1・2勝目を挙げたにも関わらず、あまり人気にならないアルアイン。これには鞍上の北村友一騎手も内心燃えているはず。しかし、ステイゴールド産駒と違ってディープインパクト産駒は宝塚記念との相性があまり良くない。親子制覇を果たしたのは牝馬マリアライトただ一頭。馬場が荒れるこの時期、しかもタフなレースになることが多い宝塚記念はディープ産駒向きではないのかもしれない。今回は思い切って外してみる。

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