第61回宝塚記念が6月28日に阪神競馬場で行われる。
気になるのは天気。明日の明け方まで雨予報のようだが、馬場への影響はどれほどなのか。
父が制した宝塚記念を娘が制して親子制覇だ!
本命はオルフェーヴル産駒◎ラッキーライラック。前走のG1大阪杯ではワグネリアン、ブラストワンピースといったG1馬の牡馬を蹴散らし見事勝利。無敗で阪神JFを勝ちクラシックで人気を集めたものの1つも勝つことができなかったが、古馬になって本格化したのかエリザベス女王杯、大阪杯とG1を2勝した。父オルフェーヴルはG2ではあったが同じく大阪杯を制しており親子制覇を果たした。オルフェーヴルは宝塚記念も制しており、ラッキーライラックが勝てばまたもや親子制覇となる。
過去10年でマリアライト、リスグラシューの前年のエリザベス女王杯勝ち馬2頭が翌年に宝塚記念を勝っている。昨年のエリ女を快勝したラッキーライラックにもその可能性は十分にある。
父オルフェーヴルは重馬場を苦にしないタイプであったが、ラッキーライラックはどうか。稍重の府中牝馬Sでは3着に敗れたが、敗因が馬場にあったとは言い切れない。多少の道悪はこなせると信じてみることにする。
宝塚記念2020予想 最終結論
本命◎ラッキーライラック以外の印について。
対抗は昨年2着の◯キセキ。不良馬場の菊花賞を制したように道悪は苦にしない、むしろ他馬が苦にするようなら馬場が渋ったほうが有利だろう。前走の春天に続いて武豊騎手が騎乗する。その春天では課題のスタートは決めたものの掛かり気味に上がって行ってしまった。とにかく気性が激しく乗り難しいが、そこは武騎手の2度目の騎乗に期待したい。
単穴は▲ブラストワンピース。大外枠に入った2走前のAJCCは稍重で行われたが、他馬が荒れた馬場を気にして直線で外に持ち出したのに対し、荒れた内を突いて勝利した。今回も大外枠。AJCCの再現が出来たら面白いのだが。
押さえに△サートゥルナーリア。
もう一頭スタミナ系ディープ産駒△グローリーヴェイズ。
予想
◎ラッキーライラック
◯キセキ
▲ブラストワンピース
△サートゥルナーリア
△グローリーヴェイズ