第65回産経賞オールカマーが9月22日に中山競馬場で行われる。
得意の中山2200mならミッキースワローにチャンスあり
オールカマーの本命は◎ミッキースワロー。
ミッキースワローは中山芝2200mを3戦2勝2着1回と連対率100%。得意の舞台なのだ。
前走の七夕賞ではトップハンデ57.5キロを背負っての勝利。しかし、元々それぐらいの力はあった。初重賞勝利のセントライト記念では皐月賞馬アルアインを負かした。また、昨年のAJCC(中山芝2200m)では2着に入り、その後大阪杯5着、ジャパンC5着とG1でも掲示板を確保していた。
前日オッズでは同世代、同じ5歳のダービー馬レイデオロと同じく5歳で香港のG1、クイーンエリザベス2世Cを勝ったウインブライトが人気を分け合い、ミッキースワローがそれに続く形になっているが、G1馬2頭の斤量は58キロ、ミッキースワローは56キロ。しかも、中山芝2200mはミッキースワローにとって得意の舞台。ここはミッキースワローにとって絶好のチャンス。七夕賞で重賞初制覇を果たした鞍上の菊沢一樹騎手にとっては2勝目の重賞勝利のチャンスだ。
オールカマー2019 最終結論
本命◎ミッキースワロー以外の印について。
対抗は○レイデオロ。昨年のオールカマーを勝っておりコース適性に問題はない。クラスは違うが、土曜の中山6R芝2200mの勝ち馬はエイシンフラッシュ産駒、2着ルーラーシップ産駒といずれもキングマンボ系であった。あっさり連覇してしまいそうな気もするが、主戦のルメール騎手から初コンビの福永騎手への乗り替わりなど気になる要素もある。
単穴は七夕賞で本命にした▲クレッシェンドラヴ。中山芝2200mで4戦して2勝3着1回と好成績。七夕賞で2.5キロの斤量差があったにも関わらずミッキースワローに敗れたのは力の差か。今回はミッキースワローと同じ56キロ、しかもミッキースワローにとっても得意の舞台だけに逆転は難しそう。鞍上の内田騎手が上手く乗ればあるいは。
クレッシェンドラヴもそうだが中山芝2200mで狙いたくなるのがステイゴールド産駒。しかし人気のウインブライトでは面白くない。
そこで宝塚記念で5着レイデオロと0.3秒差の7着に入った△スティッフェリオ。
それから昨年のセントライト記念で3着に入ったハーツクライ産駒△グレイル。前走は7ヶ月以上の休み明け。ひと叩きの効果はあるだろうし、距離も延びた方が良さそう。
予想
◎ミッキースワロー
○レイデオロ
▲クレッシェンドラヴ
△スティッフェリオ
△グレイル
ウインブライトは2000mがベストと見て思い切って外してみる。