第37回ホープフルステークスが本日12月26日に中山競馬場で行われる。
ホープフルSがG1レースに昇格してからは4回目の開催となる。
武豊騎手、金子オーナーの馬で“再び”ホープフルS勝利となるか
ホープフルSの本命は、新馬戦から2連勝のディープインパクト産駒◎ヨーホーレイク。
鞍上は、武豊騎手。ヨーホーレイクは、金子真人オーナーの馬。金子オーナーの馬に再び武騎手がぽつりぽつりと騎乗するようになったのはいつだったか。以前のような蜜月関係ではなくなった今、代打的に騎乗した福永騎手が前走の紫菊賞を勝った時は、もしかしたらこのまま福永騎手に乗り替わりになってしまうかもしれないと思ったのだが、ホープフルSで武騎手に手綱が戻るとわかって安堵した。しかし、それはオーナーよりもむしろ友道調教師の意向なのかもしれないが。
新馬、紫菊賞といずれも少頭数ではあったが、4コーナーで好位に取り付く早めの競馬をしている。これは馬場が悪かったことも影響しているのかもしれない。
これまでの2戦からは切れるというよりもタフな印象を受けた。しかし、それこそホープフルS向きだろう。
武豊騎手は金子オーナーのニュービギニングで、当時オープンレースであったホープフルSを勝っている。G1に昇格したホープフルSを再び金子オーナーの馬で初制覇となればドラマティックだ。
先週の朝日杯FSでも武騎手の初制覇を願ってドゥラモンドを本命にして見事に外れたが、今週も懲りずに武騎手のG1ホープフルS初制覇を願いつつヨーホーレイクを本命にする。
ホープフルS2020予想 最終結論
対抗は、こちらも新馬から2連勝のディープ産駒○ランドオブリバティ。
ホープフルSと同じ中山芝2000mで行われた前走の芙蓉Sでは、鞍上の三浦騎手が直線で後ろを振り返る余裕を見せ、ゴール前では流して2着馬に3馬身半差をつける圧勝。ヨーホーレイクとどちらを本命にするか迷ったが、最後は鞍上への思い入れの差で決めた。
単穴に▲アドマイヤザーゲ。
この馬も新馬から2連勝。前走の黄菊賞ではスタートで出遅れ。4コーナーを回る時に鞍上のルメール騎手が鞭を入れて気合いをつけていたが、追えば追うほど伸びるタイプで、この馬もやはりホープフルS向き。今回は吉田隼人騎手に乗り替わる。
押さえにルメール騎手騎乗の△オーソクレース。
この馬もやはり新馬からの2連勝。エピファネイア産駒で母はディープインパクト産駒マリアライト。マリアライトはディープインパクト産駒の牝馬ではあったがタフな馬でエリザベス女王杯、宝塚記念を制し、有馬記念でも4着に入った。
オーソクレースのこれまでの2戦は芝1800mだが、距離伸びて良さそう。
もう一頭△ダノンザキッド。
ダノンと言えば川田騎手というイメージが強かったが、最近は他の騎手を起用することが増えたような気がする。川田騎手が大一番で結果を出せなかったのが要因なのだろうか。
しかし、川田騎手は先週の朝日杯FSを勝ったことでG1を勝てない呪縛から解き放たれたはず。ダノンの馬でもG1をと気合いが入るだろう。
予想
◎ヨーホーレイク
○ランドオブリバティ
▲アドマイヤザーゲ
△オーソクレース
△ダノンザキッド