第60回京成杯が19日に中山競馬場で行われる。
京成杯には我がPOG馬リメンバーメモリーが出走する。
ヒュッゲは単調な逃げ馬ではない
本命はPOG馬リメンバーメモリーではなく◎ヒュッゲ。
新馬戦で6着に敗れた後は未勝利戦、エリカ賞と逃げて連勝。未勝利戦では2番手の馬に半馬身差でぴったりとマークされ4コーナー手前で早くも並びかけられた。エリカ賞でもやはり4コーナーで並びかけられたが、いずれも直線で二の脚を使って突き放した。ハーツクライ産駒らしく長くいい脚を使っての勝利で単調な逃げ馬ではない。
土曜の中山最終レース芝1800mでハーツクライ産駒がワンツーを決めたのはハーツクライ産駒のヒュッゲにとって良い材料。他では土曜中山5R芝1600mでは母父ハーツクライのキングカメハメハ産駒が勝利(ただし、このレースでは2番人気のハーツクライ産駒が5着に敗れている)。
馬柱を見る限り前走で逃げあるいは先行で結果を出している馬が多いが、そういう時に限って案外落ち着いた流れになったりするものだ。ヒュッゲにはハナにこだわらなくても好位からの競馬を期待している。
京成杯2020予想 最終結論
本命◎ヒュッゲ以外の印について。
対抗は◯ロールオブサンダー。前走の京都2歳Sは勝ったマイラプソディが強すぎた(マイラプソディはPOG馬なのでそう思いたい願望もある)。じゃあ、ミヤマザクラにも先着を許したのはどうかと言われたらまあ困るのだが、4着馬に2馬身半差をつけているし、前走だけで見限れない。鞍上は松山騎手で内枠に入ったし、もしかしたら逃げるのはこの馬かもしれない。
単穴に新馬戦を余裕で圧勝した▲スカイグルーヴ。ここをあっさり勝つようだといよいよ本物ということになるが、楽に逃げさせてもらったという印象もあるのでまだ絶対的な信頼を置くのは早いか。
前走中山芝2000mの未勝利戦を勝った△キングオブドラゴンはヒュッゲと同じハーツクライ産駒。その前走では直線でヨレるなど幼いところを見せたが、終いの脚はしっかりとしていた。ハーツクライ丼の可能性も十分ある。
中山芝1800mの新馬勝ちで参戦の△クリスタルブラック。今回最内枠1枠1番に入ったが、前走は1枠2番で中団待機、3〜4コーナーで楽な手応えで先団に取り付くと大外を回って豪快に差し切った。前走の再現があるかもしれない。
予想
◎ヒュッゲ
◯ロールオブサンダー
▲スカイグルーヴ
△キングオブドラゴン
△クリスタルブラック
POG馬リメンバーメモリーは残念ながらここでは苦しいか。