土曜日は未勝利に終わったものの新人の今村聖奈騎手は現在9勝を挙げて新人騎手でも女性騎手でもトップに立っている。減量の恩恵はあるだろうけど騎乗ぶりを見ると逃げてよし差してよしとセンスがある。同じ女性として、つい女性騎手を応援したくなる。今村騎手はもちろんのこと他の女性騎手の活躍も期待している。
オークスの本命はウォーターナビレラ
5月22日に第83回優駿牝馬が東京競馬場で行われる。
本命は武豊騎手騎乗の◎ウォーターナビレラ。
桜花賞2着馬なのだが、なんと前日オッズでは単勝7番人気と人気を落としている。距離延長を嫌われたのだろうか。確かにウォーターナビレラはマイルまでの距離経験しかない。しかも近3走は桜花賞2着、チューリップ賞5着、阪神JF3着と好走しているものの勝ちきれずにいる。
桜花賞は自ら動いて勝ちに行った結果の2着。しかもウォーターナビレラの脚がゴール前でパッタリ止まったわけではない。シルバーステート産駒ではバトルボーンが勝った2200mがこれまでの最長距離になるのだが、ウォーターナビレラは距離延長もこなせると見る。ただ、切れ味勝負になると分が悪い。サークルオブライフを始めとする末脚自慢の有力馬たちよりも早めに抜け出し、今度こそ先頭でゴールを駆け抜けてもらいたい。武兄弟でのG1制覇の実現を見ることが出来ると信じてウォーターナビレラを本命とする。
オークス2022予想 最終結論
本命◎ウォーターナビレラ以外の印について。
対抗は桜花賞4着の◯サークルオブライフ。
4着に敗れはしたものの最速の上がりで直線大外強襲をしてみせたあの末脚は見事。サークルオブライフは東京で行われたアルテミスSでも直線一頭だけ違う脚色で差し切り勝ちをしており、府中の長い直線はこの馬にとってプラスになるだろう。
実は桜花賞で敗れたことで人気を落とすようなら本命にしようと思っていたのだけれど、前日オッズでは単勝1番人気に推されている。やはり考えることは皆同じらしい。それに土曜東京の後半の芝のレースでは直線の内を空けて外を走っていたので、どうも外差しが決まりそうな予感がする。それでも私の本命はウォーターナビレラなのだけど。
単穴に激しい流れになった時に浮上してきそうなスクリーンヒーロー産駒▲アートハウス。
△ルージュエヴァイユは前走のフローラSでは直線でスムーズに抜け出せず、抜け出してようやくエンジンがかかったところがゴールで5着。末脚は確実でスムーズならここでも。
ルメール騎手に乗り替わる桜花賞馬△スターズオンアースもやはり押さえたい。
予想
◎ウォーターナビレラ
◯サークルオブライフ
▲アートハウス
△ルージュエヴァイユ
△スターズオンアース
武豊騎手&ウォーターナビレラのG1勝利を願うのみ!