ニュージーランドトロフィーを制したのは武豊騎手騎乗のジャングロ。私はジャングロにはマイルは長いのではないかと思っていたのだが、武豊騎手が絶妙のペースで見事に逃げ切った。武豊騎手(とルメール騎手)が出演するウマ娘のCMが解禁となった日に藤田晋オーナーの馬で重賞勝ち、しかも藤田オーナーは初重賞勝ち。ジャングロが勝つと予想していなかったけれど、武豊騎手のファンとしては嬉しい重賞勝利だった。
桜花賞の本命は2歳女王サークルオブライフ
4月10日に阪神競馬場で第82回桜花賞が行われる。
武豊ファンとしてはもちろんウォーターナビレラに勝って欲しい。しかし、迷いに迷った結果、本命は2歳女王◎サークルオブライフに決めた。
過去の直接対決の結果からサークルオブライフとウォーターナビレラの2頭に現時点でそれほど大きな力差はないと考えている。ただ、どちらが決め手に勝るかと言えば、やはりサークルオブライフだろう。
サークルオブライフは前走のチューリップ賞では2枠と内枠に入ったこともあっていつもよりも好位でレースを進めた。その分鋭い末脚を使えず3着に敗れた。それに久々の分もあった。さらに賞金的に足りていたので何がなんでも勝つ必要はなかった。陣営は当然本番の桜花賞に向けて調整をしていただろう。
今回は8枠16番と外枠に入ったし、デムーロ騎手はこの馬本来の末脚を活かす競馬をするはず。チューリップ賞より多少は締まった流れになるだろうし、そうなればますますサークルオブライフにとってはプラスになる。チューリップ賞3着から巻き返し、2歳女王が再び世代のトップに立つ。
桜花賞2022予想 最終結論
本命◎サークルオブライフ以外の印について。
対抗は◯ウォーターナビレラ。
チューリップ賞では、これまでに試したことのない馬群に入れての競馬をして5着に敗れた。今回ウォーターナビレラは3枠6番と内目の枠に入った。前走で馬群に入れておいて良かったと思う。しかし、馬込みで怯まないことが分かったと同時にやはり切れる脚は使えないタイプであることも分かった。おそらく武豊騎手は阪神JFの時のように好位からの抜け出しを図るはず。上手くいけば勝つことも可能とは思うのだが、前に行く人気馬は目標にされる分、やはり後ろから来る馬が怖い。
単穴に無敗の2勝馬▲プレサージュリフト。同じハービンジャー産駒のナミュールが人気だが、母父ディープのこちらの方が面白そう。
押さえにサークルオブライフと同じエピファネイア産駒△フォラブリューテ。ルメール騎手騎乗でここまで人気薄(記事を書いている現時点の前日人気は13番人気)は美味しい。
ウォーターナビレラ以外は外からの差し馬ばかりになるので、内から先行して粘り込めそうな△アルーリングウェイも押さえたい。3戦2勝2着1回。2着になった万両賞で敗れた相手はマテンロウオリオン。マテンロウオリオンは万両賞を勝った後、シンザン記念を制し、本日行われたニュージーランドトロフィーで頭差の2着に入っている。アルーリングウェイは前走エルフィンSで余裕を見せて勝っていることからここでも通用するのではないかと考えている。
予想
◎サークルオブライフ
◯ウォーターナビレラ
▲プレサージュリフト
△フォラブリューテ
△アルーリングウェイ
でもやっぱり本当はウォーターナビレラに勝って欲しい!武兄弟でのG1制覇が見たい!