第54回札幌2歳ステークスが8月31日に札幌競馬場で行われる。
同じ舞台でレコード勝ちのゴルコンダが本命
札幌2歳Sの本命は◎ゴルコンダ。前走は今回と同じ札幌芝1800mの未勝利戦を59.6秒という速いペースで引っ張って直線で脚が止まるどころか二の脚を使って後続を突き放し、ゴール前では鞍上のルメール騎手が後ろを2度も振り返る余裕を見せ、2着に大差を付けて1分48秒3でレコード勝ちをした。
洋芝でも走るヴィクトワールピサ産駒、新馬戦で534キロあった馬体をマイナス16キロの518キロと絞り走れる体になったことなどもあって新馬戦とは一変した走りを見せた。
同じ舞台の前走で見せた強さを信じる。
札幌2歳ステークス2019 最終結論
本命◎ゴルコンダ以外の印について。
対抗は前走クローバー賞2着の地方馬○ヨハネスボーイ。鞍上の石川倭騎手は一昨年に7番人気の地方馬ダブルシャープを3着に持ってきた。ダブルシャープと同じクローバー賞で出走権を得て参戦するヨハネスボーイ。そのクローバー賞では2着に敗れたが、勝ち馬との着差は直線大外に持ち出した分で最後はよく追い詰めていた。
今回はクローバー賞から300m距離が延びる。ヨハネスブルク産駒ということで距離延長がどうかだが、クローバー賞の走りからは1800mぐらいならこなせるとみて対抗にする。
単穴はゴルコンダと同厩の▲ダーリントンホール。前走函館芝1800mの新馬戦を1分49秒8と新馬戦としては好タイムで勝っている。ニューアプローチ産駒という欧州血統で洋芝が合うのは納得。
新馬戦から大物感は感じられた△サトノゴールド。武豊騎手のファンとしてはここは勝って欲しいが、新馬戦でも真面目に走ったのは最後だけ、調教では併せた馬に噛みつきにいったとかで、やんちゃな面を見せており、現時点での完成度の高さは他馬に譲るのではないか。
前走札幌芝1800mの新馬戦を勝った△レザネフォール。前半1000mの通過タイムが1分4秒6というかなりゆったりとしたペースだったため、道中最後方に控えていたが残り800m辺りで前に上がっていって先団に取り付き直線で前の馬を捕らえた。スローペースだったため勝ち時計は平凡だが落ち着いてきっちりと1番人気に応えたところに能力の高さを感じた。
予想
◎ゴルコンダ
○ヨハネスボーイ
▲ダーリントンホール
△サトノゴールド
△レザネフォール