土曜の新潟10Rは、急な雨でそれまで芝は良馬場だったのが稍重となり、雨は止んだものの続く11Rでは重馬場となった。
日曜も不安定な天気になるようであれば、関屋記念の馬場状態が気になるところ。
関屋記念の本命は武豊騎手騎乗のディヴィーナ!不利あったヴィクトリアMから巻き返す!
第57回関屋記念が8月14日に新潟競馬場で行われる。
本命は◎ディヴィーナ。
前走のヴィクトリアマイルでは13番人気と人気薄、結果も11着とほぼ人気通りであった。
ディヴィーナは内枠からスタート良く飛び出し好位につけたのだが、外からクリノプレミアムに押されて、玉突きのように内にいたデアリングタクトに接触(したように見えた)、結局ポジションを下げざるを得なくなってしまった。
後でレース映像やパトロールビデオを見て気付いたのだが、クリノプレミアムの鞍上・松岡騎手はディヴィーナの方をチラチラと二度ほど見ていた。まずいと思ったのかもしれない。
不利がなければ勝っていたとまでは思わないが、もう少し上位、1桁着順はあったのではないか。
それに11着と言っても、勝ったソダシとは0.7秒差。5着のソングライン(後に安田記念1着)とは0.4秒差、6着のデアリングタクト(後に宝塚記念3着)とは0.2秒差と着差はわずか。ディヴィーナは、重賞初挑戦がいきなりG1だったのだが、ヴィクトリアマイルを振り返って、牝馬の重賞クラス相手でも通用しそうだと私は思った。
ディヴィーナは中京で5戦4勝2着1回とかなりの好成績。左回りは得意だ。さらに稍重で勝っており、重馬場でも2着、3着と好走していることから、明日の馬場が渋ってもこなせると見ている。他馬が気にするようなら、むしろ稍重で少し時計がかかった方がディヴィーナにはいいかもしれない。
しかも関屋記念では牝馬が好走している。牝馬は3頭出走するが、その中でも新潟マイルに向いているのはディヴィーナだろう。
また、武豊騎手は、今週更新した日記で友道厩舎への感謝を述べ、最後に「騎手ができるご恩返しは、結果を出すことだけ。全力で頑張ります」と綴っている。
武豊騎手のJRA重賞350勝は、関屋記念になるかもしれない。いや、なって欲しい。
関屋記念2022予想 最終結論
本命◎ディヴィーナ以外の印について。
対抗は◯イルーシヴパンサー。
安田記念で本命にしたのだが、後方からの競馬で直線では前がなかなか開かず、力を出しきれないまま終わってしまった印象。
しかし、だからこそ巻き返しが期待できると思っている。
今回は岩田望来騎手に乗り替わりとなる。その岩田望来騎手だが、本馬場入場の際に負傷したということで、それ以降の土曜のレースは全て乗り替わりとなった。日曜の騎乗はどうなるのか、心配ではある。
1枠1番から、どんな競馬をするのかもポイントになりそう。
穴っぽところで▲レッドライデン。
福島民報杯、函館記念と2桁着順が続いているが、その前は中山で逃げて連勝している。
『週刊Gallop』の厩舎の話で、鹿戸調教師が「馬混みでの競馬をさせてみたい。違った面を見せてくれれば…」とコメントしてるのが少し気になったのだが、吉田豊騎手に乗り替わりで、しかも8枠と外枠に入ったからには馬込みに入れるよりも逃げるのではないかと私は見ている。
距離短縮で逃げ粘りがあっても。
押さえに△ダノンザキッドと△スカイグルーヴの2頭。
予想
◎ディヴィーナ
◯イルーシヴパンサー
▲レッドライデン
△ダノンザキッド
△スカイグルーヴ