8月4日に新潟競馬場で行われる3歳限定のダート重賞・第11回レパードステークス。
初距離でも本命はサトノギャロス
枠順確定の記事にも書いたが、本命は◎サトノギャロス。
1200mで4戦して1600mの重賞ユニコーンSに出走するはずだったが、禁止薬物検出騒動で除外に。前走は1400mの清里特別を勝っている。
その清里特別だが、これまで通り前で競馬をする予定が後方からの競馬になってしまったのだとか。理由は、大外枠で馬が物見をするなどして前に進まなかったからだと川島騎手がレース後にコメントしている。しかし、直線であれだけの末脚が使えることがわかったのは収穫なのでは。今回はおそらく前で競馬をするだろうが、万一前走のように後方からの競馬になったとしてもチャンスはありそうだ。
初の新潟で、初の1800m。左回りに関しては中京と東京で勝っているので大丈夫だろうが、問題は距離。ヘニーヒューズ産駒は2014年にアジアエクスプレスがこのレースを勝っている。アジアエクスプレスは朝日杯FS勝ち馬。レパードS前にダートも1600mまでは経験があったし、芝1800mのスプリングSで2着、G1皐月賞でも6着と健闘しており、サトノギャロスと単純には比べられないが、それでも心強いデータではある。
サトノギャロスの母シャラポア(父サンデーサイレンス×母ウインブルドンII)は芝2200mの3歳未勝利勝ちの1勝のみだが、その後も2400〜2600mの芝の長い距離で掲示板を確保していたようにスタミナはあった。サトノギャロスも1800mをこなしても不思議ではないだろう。
あとは鞍上の川島騎手に託すのみ。
レパードステークス2019予想 最終結論
◎サトノギャロス以外の印について。
対抗は○ヴァイトブリック。前走のユニコーンSではスタートで出遅れ最後方に。徐々に前に押し上げたものの、直線での伸びはいまいちで11着に敗れた。しかし2走前の兵庫CSでは離されはしたもののクリソベリルの2着。勝負所でまくるように上がっていって最後までよく伸びており、負けはしたがいい内容だった。スタートからリズムに乗れれば前走からの巻き返しは十分ある。
単穴に▲デルマルーヴル。こちらは前走ジャパンダートダービーでクリソベリルの2着。相手が強かった。この相手なら。
紅一点△アッシェンプッテルは前走混合レースで古馬と牡馬を相手に斤量差はあったとはいえ2着1・3/4馬身差をつけて快勝。古馬相手、そして牡馬相手でも通用することを示した。
穴っぽいところで×アヴァンセ。実はこの馬も4走前の500万以下でこれまた大きく離されたがクリソベリルの2着に入った。前走はチークピーシーズ着用で臨み、その効果があったようで2着に2馬身半差をつけて快勝。前日オッズでは単勝2桁人気と人気薄だが引き続きチークピーシーズ着用で効果があればこの相手でも面白そうだ。
予想
◎サトノギャロス
○ヴァイトブリック
▲デルマルーヴル
△アッシェンプッテル
×アヴァンセ