第57回札幌2歳ステークスが9月3日に札幌競馬場で行われた。
1番人気ドゥーラが人気に応えて札幌2歳Sを制する
私の本命は、netkeibaPOGで指名しているブラストウェーブ。
530超の大型馬だが、デビュー勝ちを決めた新馬戦の内容は良かったし、一度使われた上積みを期待した。
天候は晴れ、良馬場でレースは行われた。
逃げたのはフェアエールング。私が対抗にした馬で、前走は福島の新馬戦芝1800mを逃げて勝っていた。
ブラストウェーブは、スタート直後から何度か顔を上げる仕草をしていた。
私がパドックの映像を観た時、ブラストウェーブは落ち着いて周回しており気配は悪くなかったと思った。しかし、返し馬では興奮した様子を見せていて、少し不安になった。
勝負所で早めに仕掛けて行ったのは、吉田隼人騎手騎乗のドゥアイズ。そして、それを追うように斎藤新騎手騎乗の1番人気ドゥーラが上がって行った。
直線は、この早めに抜け出した牝馬2頭の叩き合いになり、ゴール前でドゥーラがドゥアイズを捕らえた。
道中後方で脚を溜めたダイヤモンドハンズが追い込んで3着。
ブラストウェーブは、道中勝ち馬と同じような位置取りだったが、直線で弾けることなくジリジリと脚を伸ばし、どうにか掲示板確保の5着に入った。
ラップタイムは以下の通り。
前半3F36.7秒、後半3F36.3秒のやや後傾ラップ。
ドゥーラの上がりは最速タイの35.7秒。これは、後方待機で脚を溜めたダイヤモンドハンズと同じ。
一方、道中ドゥーラとほぼ同じ5〜6番手につけていたブラストウェーブの上がりは、36.5秒。残念だが、これではドゥーラに敵うはずがない。
ドゥーラについて、私は予想記事に「癖馬だが、斎藤新騎手が続けて騎乗するのは心強い」と書いた。新馬、未勝利と直線で左にヨレていたドゥーラだが、今回はちゃんと走れていた。馬の強さはもちろん、新馬戦から手綱を握る斎藤新騎手が騎乗したことも勝因のひとつではないかと思う。
2番人気のシャンドゥレールは、スタートでの出遅れもあったが、直線の伸びが案外で7着に終わった。
武豊騎手騎乗のアンテロースは10着。
予想と結果
1着▲ドゥーラ(1番人気)
2着 ドゥアイズ(6番人気)
3着 ダイヤモンドハンズ(4番人気)
4着 ジョウショーホープ(8番人気)
5着◎ブラストウェーブ(3番人気)
7着△シャンドゥレール(2番人気)
10着△アンテロース(9番人気)
13着◯フェアエールング(5番人気)
ブラストウェーブ川田騎手「体の幼さが出てしまいました」
レース後のコメントはこちら↓
【 #札幌2歳S 結果&コメント】3番人気 #ブラストウェーブ は好位から運ぶも5着 川田「これから成長していってくれればと思います」 https://t.co/0H5TKNbccW#札幌競馬場 #ドゥーラ #東スポ競馬 #競馬 #POG pic.twitter.com/apraBt0Nl3
— 東スポ競馬 (@tospo_keiba) September 3, 2022
ブラストウェーブ川田騎手のコメント。
ブラストウェーブ5着・川田騎手「調教や返し馬で感じた体の幼さが出てしまいました。これから成長していってくれればと思います」
アンカツこと安藤勝己氏が、レース後のツイートでブラストウェーブにも触れている。
ドゥーラとドゥアイズは同コース3戦目のキャリアが活きてた。例年に比べて完成度がモノを言った気がする。レベルが低いメンバーやなかったと思うで、あとは伸びしろがどうかやろね。ダイヤモンドハンズは3ヶ月で馬体が増えて、今回は先を見据えた内容。ブラストウェーブは素質秘めつつ難しい面あるな。
— 安藤勝己(アンカツ) (@andokatsumi) September 3, 2022
「素質秘めつつ難しい面ある」。その素質が開花するのを信じて待ちます。