8月11日に札幌競馬場で行われるダート1700mの重賞・第24回エルムステークス。
先行争い激化でモズアトラクションの末脚が活きる
エルムSの本命は◎モズアトラクション。
前走のマリーンSでは追い込んだが、逃げ粘るリアンヴェリテにクビ差届かなかった。しかし、今回はそのリアンヴェリテにとって嫌な存在となる同型馬がいる。内枠に入ったドリームキラリが大外枠のリアンヴェリテにハナを譲らないようなら、自然と流れは速くなるだろう。そうなれば、モズアトラクションの末脚が活きる展開が望める。
前走で小回りコースもこなせることは証明済み。ジャンポケ産駒らしく長い脚が使えるため、前走のように3〜4コーナーで押し上げてそのまま直線で脚を伸ばすことが出来る。
とにかく速い流れになると信じて、ここはモズアトラクションの末脚に賭ける。
エルムステークス2019予想 最終結論
本命◎モズアトラクション以外の印について。
どうも武豊騎手にいい流れが来ていないと感じる中、本命にするかどうか迷った結果、対抗○グリムとした。
マーキュリーCでは最内から好スタートを切ったグリムだったが、外からハナを主張する馬が2頭ほど競りかけてくると、武騎手は控えて先頭集団の3〜4番手でレースを進め、そのまま直線へ。残り200mで先頭に立つと後続を突き放し、2着に2馬身差をつけて快勝。エルムSにはハナを主張するであろう馬が何頭かいるため、ハナに立たず控える競馬でマーキュリーCを勝てたのは大きい。
単穴は▲リアンヴェリテ。大外枠に入ったが、おそらくこの馬が逃げるのではないか。流れが多少速くなっても自分の形に持ち込めれば、逃げ粘る可能性は十分。
△サトノティターンは金蹄S、マーチSと連勝して臨んだ前走の平安Sで9着に敗れた。しかし、京都のダートでは花園Sでも11着と大敗しており、その次の東京で金蹄Sを勝っている。右回りのマーチSを勝っているが、直線でもたれる癖が出るのは右回りか。初コンビの藤岡佑介騎手がどう乗るか。
芝のG1(ホープフルS)を勝った×タイムフライヤーがダートに初挑戦する。父はハーツクライだが、母父ブライアンズタイムでダートがこなせても。
予想
◎モズアトラクション
○グリム
▲リアンヴェリテ
△サトノティターン
×タイムフライヤー