第39回ジャパンカップが11月24日に東京競馬場で行われる。
天皇賞(秋)で見せたあの末脚を距離延長のJCで
土曜日の東京競馬場は芝・ダート共に不良馬場となった。ジャパンカップが行われる明日の馬場状態が気になる。パンパンの良馬場は望めないような気がするが果たして。
ジャパンカップの本命は◎ユーキャンスマイル。
魅力的な外国人ジョッキーが多数参戦しており目移りしてしまいそうになったが、天皇賞(秋)を観た時からこの馬と決めていたのでユーキャンスマイルと岩田康誠騎手を信じることにした。
秋天では勝ち馬アーモンドアイの33.8秒を上回る上がり最速33.7秒の末脚で追い込んでの4着。後方でじっくり脚をためたユーキャンスマイルと違って好位に付けてゴール前では流したにも関わらず33.8秒の末脚を使ったアーモンドアイはもはや別次元だが、秋天組で距離延長のJCで期待出来そうな走りを見せたのはユーキャンスマイルであった。
ユーキャンスマイルは良馬場しか経験していないが、キングカメハメハ産駒でおそらく多少馬場が悪くてもこなせるだろう。
ジャパンカップ2019予想 最終結論
本命◎ユーキャンスマイル以外の印について。
対抗は◯ムイトオブリガード。東京芝2400mで3戦3勝と負けなし。直線の長い東京コースを得意とするのは祖母エアグルーヴから受け継ぐトニービンの血のおかげだろうか。前走のアルゼンチン共和国杯でも直線で長くいい脚を使って快勝した。
鞍上はルメール騎手に乗り替わりとなるが、東京芝2400mの3勝のうちの2勝をルメール騎手とのコンビで挙げており、ルメール騎手にはムイトオブリガードとこのコースに良いイメージがあるはず。それと今回の出走馬の中で調教VTRで良い動きに見えたのがムイトオブリガードであった。
明日のJCはディープインパクトメモリアルではあるが、馬場を考えるとキングマンボの血を持つユーキャンスマイルとムイトオブリガードでのワンツーを狙ってみたい。それにユーキャンスマイルの馬主がディープと同じ金子真人オーナーであるから繋がりはある。
単穴は紅一点▲カレンブーケドール。週中の予想ではユーキャンスマイルかカレンブーケドールを本命候補に考えていたのだが、馬場状態が回復しないようであればディープ産駒のカレンブーケドールにはマイナス材料となると考え、本命でも対抗でもなく単穴とした。
一昨年の2着馬△レイデオロ。近走の成績がパッとしないこともあって前日オッズでは2番人気となっている。確かに前走のオールカマーでは1番人気に推されながらも4着に終わったが、ゴール前での走りには宝塚記念よりも馬に走る気力を感じた。それに藤沢厩舎のこと、当然本番のJCに合わせて調整しているはず。ひと叩きでの変わり身とビュイック騎手との新コンビに期待。
相手なりに走って今年も3着に突っ込んできそうなのが△スワーヴリチャード。ハーツクライ産駒によくあるキャラ。馬連、馬単の相手よりワイドで押さえたい。
絶対的な存在が見当たらない今年のJC。それなら目黒記念勝ち馬の△ルックトゥワイスにもチャンスはある。この馬は2桁着順がなく大崩れがない。何より鞍上がデットーリ騎手というのが魅力的。
予想
◎ユーキャンスマイル
◯ムイトオブリガード
▲カレンブーケドール
△レイデオロ
△スワーヴリチャード
△ルックトゥワイス