第82回優駿牝馬が5月23日に東京競馬場で行われる。期待していたPOG馬オヌールは残念ながらオークス出走ならず。しかし、その方が純粋に予想をするにはよかったのかもしれない。
昨年のデアリングタクトに続く無敗の3冠達成の期待を集めるソダシ。桜花賞を観終えた直後、距離が伸びるオークスではサトノレイナスが逆転するのではないかと思ったのだが、そのサトノレイナスはダービーへ向かうことに。
ソダシは強い。しかし、クロフネ産駒に芝2400mという距離がやはり気になる。桜花賞では直線で抜け出した後、突き離すのではなくゴール前で後続馬に詰め寄られていた。
桜花賞3着ファインルージュの巻き返しに期待
オークスの本命は桜花賞3着の◎ファインルージュ。
桜花賞ではソダシをマークする形に。直線で一瞬にして抜け出したソダシに置いていかれそうになったが、ゴール前で詰め寄り0.1秒差の3着に入った。
ファインルージュの父はダービー馬キズナ。母父ボストンハーバーというのがやや気になるもののクロフネ産駒のソダシよりも東京芝2400m向きなのではないか。桜花賞からの逆転を期待して本命とする。
オークス2021予想 最終結論
本命◎ファインルージュ以外の印について。
対抗は◯ソダシ。
クロフネ産駒、そして、あのパワフルな走りに東京芝2400mは長いのではないかという不安はあるものの、能力と完成度の高さで何とかしてしまいそうな気もする。
単穴に▲スルーセブンシーズ。
スルーセブンシーズはドリームジャーニー産駒で母父クロフネ。父クロフネだと距離に不安があるが、母父クロフネに注目すると、クロノジェネシス（2019年オークス3着）、リリーノーブル（2018年オークス2着）、アドマイヤミヤビ（2017年オークス3着）など好走している。ただし、いずれもそれなりの人気馬ではあるが。
スルーセブンシーズはここまで全3戦いずれも中山。勝負所で好位に取り付き長くいい脚を使う。小回りの中山向きかもしれないが人気薄だし狙ってみたい。
ディープ×アパパネの△アカイトリノムスメ。
桜花賞を観た限りではアカイトリノムスメよりもファインルージュに逆転の可能性を感じたのだが、良血馬にルメール騎手騎乗ということもあって、前日オッズではソダシに次ぐ2番人気に推されている。思い切って切ろうかとも考えたが、それも怖いのでやはり押さえる。
最後にもう一頭、3着続きの△ユーバーレーベンも押さえておく。
予想
◎ファインルージュ
◯ソダシ
▲スルーセブンシーズ
△アカイトリノムスメ
△ユーバーレーベン
