第27回プロキオンステークスが7月10日に小倉競馬場で行われた。
ゲンパチルシファー、川田騎手と久々のコンビで重賞初制覇!
プロキオンSは、天候は晴れ、稍重のダートで行われた。
1番人気に推されたのは、ラーゴム。私の本命馬◎ヴェルテックスは、10番人気だった。
私の予想では、3枠5番◯メイショウウズマサがハナに立つと思っていたのだが、最内1枠1番エアアルマスがハナを主張して、譲らなかった。
その理由は、エアアルマスの鞍上・松山騎手がレース後のコメントで「この枠を引いて、砂を被ることができるタイプではないので、自分の形の競馬をしようと思いました」と話している。
プロキオンSのラップタイムは、以下の通り。
ある程度流れるだろうとは予想していたが、エアアルマス、メイショウウズマサに加えて、外からトップウイナーも逃げ争いに加わったため、前半3Fは、29.3秒のハイラップとなった。
トップウイナーの城戸騎手が「自分の形に持ち込むまでにかなり脚を使った感じです」とレース後にコメントしたように、前の馬にはかなり厳しい展開となった。
勝ったのは、道中6〜7番手に付けていた△ゲンパチルシファー。
ゲンパチルシファーは、3〜4コーナーで、先団に取り付くと、直線の残り200mあたりで先頭に立ちそのまま押し切るという強い内容で勝った。
ヒストリーメイカー、▲サクラアリュールの人気薄の5枠2頭が追い縋るもゲンパチルシファーを交わすことは出来なかった。
1番人気のラーゴムは、直線で伸びきれず12着に敗れた。
私の本命ヴェルテックスは、直線でジリジリと脚を伸ばしたが、上位4頭とは離れた5着に入るのが精一杯だった。
レース後のコメントはこちら↓
【#プロキオンステークス】
レース後コメント
ゲンパチルシファー川田将雅騎手、ヒストリーメイカー小沢大仁騎手らhttps://t.co/XjqnR5w832ゲンパチルシファー 佐々木師
「新潟競馬場で重賞を勝つと、全ての競馬場で重賞制覇となるので、それを目指したいです」(抜粋)— netkeiba (@netkeiba) July 10, 2022
ゲンパチルシフファーは、重賞初制覇。
勝ったゲンパチルシファーの鞍上・川田騎手の「今日のこのメンバーの中では重賞を取るのにふさわしい背中でした」というコメントが、なんかカッコいい(笑)
ゲンパチルシファーを管理する佐々木晶三調教師は「1コーナーの入りが素晴らしかったです。レースに出走できることもツイていましたし、川田騎手が乗れる時点で運が向いていたのだと思います。流石川田騎手です」と川田騎手を絶賛。
川田騎手がゲンパチルシファーに騎乗するのは、2020年1月18日の小倉城特別を勝って以来2回目。久々のコンビで勝って、これで負けなしの2戦2勝となった。
予想と結果
1着△ゲンパチルシファー(4番人気)
2着 ヒストリーメイカー(14番人気)
3着▲サクラアリュール(12番人気)
4着 ロードレガリス(13番人気)
5着◎ヴェルテックス(10番人気)
8着◯メイショウウズマサ(5番人気)
10着△アルドーレ(3番人気)
上位5頭のうち勝ったゲンパチルシファー以外の馬は、2桁人気の人気薄ばかりとなった。
私の予想は残念な結果となったが、個人的には、12番人気の▲サクラアリュールが3着に入ったのが、ちょっと嬉しい。
3着 サクラアリュール(藤岡康太騎手)
「スタートからあまり進みは良くありませんでしたが、ブリンカーの効果か、途中から自分からハミを取って動いていきました。内目をスムーズに捌けて、最後も良く頑張りました」
私は予想記事に「今回は2戦続けて外していたブリンカーを再び付ける」と書いたのだが、やはりブリンカー効果もあったようだ。