第57回関屋記念が8月14日に新潟競馬場で行われた。
ウインカーネリアン重賞初制覇!2番手からゴール前抜け出す!
天候は曇り、芝の馬場状態は稍重でレースは行われた。
私の本命は、武豊騎手騎乗のディヴィーナ。
道中不利のあった前走ヴィクトリアマイル11着から巻き返すと考えていた。
スタート直前に隣のウインカーネリアンがゲート内で立ち上がった影響があったのかどうかわからないが、ディヴィーナのスタートはあまり良くなかった。
それもあったからか、武豊騎手は最後方からの競馬を選択。しかし、マイル重賞としてはかなりのスローペースに落ち着き、ディヴィーナは後方で掛かってしまっていた。
関屋記念のラップタイムは以下の通り。
前半3Fが36.2秒、後半3Fが33.0秒という後傾ラップ。
こうなると、いくら新潟の直線が長いとはいえ後ろの馬は届かない。
武豊騎手は、直線でディヴィーナを大外に持ち出した。少しでも馬場の良いところを走らせようという意図だろう。
確かに内の馬場は多少荒れており、芝がはがれて飛ぶのが見えた。それでも、内を走った馬たちの勢いが止まるほどではなかったようで、結局、直線大外から追い込んだディヴィーナはブービーの13着に敗れた。
一方、ディヴィーナと同じ7枠からスタートダッシュを決めて2番手につけて先行したウインカーネリアンは、逃げ粘るシュリをゴール前で捕らえて勝った。
2着に逃げたシュリが粘り、3着に上がり最速32.6秒の脚を使ったダノンザキッド。
私が対抗にした3番人気のイルーシヴパンサーは、前日に負傷した岩田望来騎手から急遽乗り替わりが決まった木幡巧也騎手が騎乗。直線いつもの伸びがなく、11着に敗れた。
ウインカーネリアンはゲートを出た直後に躓いたのか、鞍上の三浦皇成騎手がバランスを大きく崩していたが、すぐに立て直して、前に上がって行った。それが勝利につながったと私は思う。
ウインカーネリアンは重賞初勝利、三浦騎手は、今年の重賞初勝利となった。
予想と結果
1着 ウインカーネリアン(1番人気)
2着 シュリ(12番人気)
3着△ダノンザキッド(2番人気)
4着△スカイグルーヴ(4番人気)
5着 ピースワンパラディ(11番人気)
11着◯イルーシヴパンサー(3番人気)
12着▲レッドライデン(14番人気)
13着◎ディヴィーナ(5番人気)
後方からの競馬となったレッドライデンは12着。鹿戸調教師が「馬混みでの競馬をさせてみたい」とコメントしていたが、吉田豊騎手に乗り替わりで、しかも8枠と外枠に入ったことだし、そうは言っても逃げるだろうと私は予想して逃げ粘りを狙った▲を打ったのだが、本当に後ろから行くとは。
ディヴィーナ13着に武豊騎手「引っ掛かっていた」
スポニチの「【関屋記念】戦い終えて」にディヴィーナの武豊騎手のコメント。
【関屋記念】戦い終えて― スポニチ Sponichi Annexhttps://t.co/CNHl03E6LW
— いちご (@mysweetkeiba) August 15, 2022
▼13着ディヴィーナ(武豊)引っ掛かっていた。レース前から気合が入り過ぎだった。
パドックでは適度な気合い乗りかなくらいに私は思っていましたが、返し馬では頭をブンブン上げたり下げたりして、武豊騎手がなだめている様子がチラッと画面に映っていました。レース前にかなり消耗してしまったのかもしれません。
レッドライデンの吉田豊騎手のコメントも。
▼12着レッドライデン(吉田豊)抑えてくれとの指示。道中、ハミが抜ける面もあったし、内容は悲観するほどではない。
抑えたのは、やはり陣営からの指示だったのですね。吉田豊騎手の果敢な逃げとレッドライデンは相性がいいと思って、私は逃げるのを期待していたのですが。