パッシングスルーがフェアリーポルカに競り勝ち紫苑ステークスを制する!

レース回顧2019

秋華賞トライアル第4回紫苑ステークスが9月7日に中山競馬場で行われた。

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第4回紫苑ステークス 予想と結果

第4回 紫苑ステークス

着順馬番馬名性齢騎手単勝人気
1815パッシングスルー牝3戸崎圭太2
246フェアリーポルカ牝3三浦皇成6
3814カレンブーケドール牝3津村明秀1
435レッドベルディエス牝3C.ルメール3
534フィリアプーラ牝3丸山元気8

 

予想
◎エアジーン
○グラディーヴァ
▲フィリアプーラ
△パッシングスルー
△カレンブーケドール

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パッシングスルーがフェアリーポルカとの叩き合いを制する

逃げたのは6枠11番メイクハッピー。それに外から8枠の2頭△カレンブーケドール△パッシングスルーが続き、4番手には内から4枠6番フェアリーポルカ。

1枠1番◎エアジーンが馬群の内側に閉じ込められてしまうのではないかと心配したが、鞍上の石橋脩騎手が後方待機から隙を見て上手く外に持ち出していた。

前半1000mの通過タイムは60.5秒と平均ペース。開幕週の中山でこのペースでは前が止まらないのではないかと思いながら本命エアジーンの姿を画面で探すと3〜4コーナーで外を回って前に上がって来た。ここまでは予想通り。

 

これまでも4コーナーで外を回して直線で差し切ってきたエアジーンだが、仕掛けるタイミングがやや遅かったか、開幕週の馬場で先行勢の脚が止まる気配がない。

 

逃げたメイクハッピーは後退したが、道中2〜4番手で先行した3頭の脚は依然止まらず3頭並んでの叩き合いを繰り広げた。

一方、石橋騎手が必死に追うエアジーンは前の3頭からまだかなり離れた後方にいた。

 

カレンブーケドールがゴール前で叩き合いから脱落、最後は内のフェアリーポルカ、外のパッシングスルーの首の上げ下げの際どい勝負となったが、ハナ差で外のパッシングスルーが競り勝った。

 

上位3頭から離れた4着にレッドベルディエス。5着に▲フィリアプーラ

エアジーンは上がり最速33.6秒の末脚で追い込むも6着まで。対抗○グラディーヴァは10着に終わった。

 

昨年、一昨年と2年連続で紫苑Sを制したハービンジャー産駒の3頭◎エアジーン、○グラディーヴァ、フィリアプーラに重い印を打ったのだが、予想をした後で「でも、2年連続とかって注目すると今年は来なかったりするんだよなぁ」という考えが頭をよぎった。まさにその通りで掲示板に載ったのは5着のフィリアプーラのみという結果に終わった。

代わりに今年はルーラーシップ産駒のパッシングスルーとフェアリーポルカのワンツーフィニッシュとなった。

3着に敗れたオークス2着馬カレンブーケドールはここは前哨戦の叩き台であっただろうから最後はその差だろう。負けて強しといった印象。

1〜3着の上位3頭がG1秋華賞の優先出走権を手に入れた。

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