【宝塚記念2022予想】エフフォーリア、ひと叩き&初ブリンカーで一変だ!

競馬予想2022

日曜阪神5Rの新馬戦が面白そうだ。藤田晋オーナーの高額馬チャンスザローゼス、こちらも億越えのドゥラエレーデ。そして、武豊騎手が騎乗する(株)インゼルレーシングのアンテロース。

藤田オーナーの馬の新馬戦には、これまで武豊騎手が騎乗してきた。現在3歳のジャングロ、ドーブネ、デュガなど。2歳馬エゾダイモンも武騎手とのコンビでデビューしている。

しかし、チャンスザローゼスの鞍上は川田騎手。その理由は、おそらくチャンスザローゼスが川田騎手を重用する中内田厩舎の馬だからであろう。昨年デビューの3歳馬に比べて藤田オーナーの2歳馬の所有頭数が増え、それによって森厩舎、武幸四郎厩舎以外に中内田厩舎、矢作厩舎など新たな預託厩舎ができた。そうなると、当然、今後は武騎手以外の主戦ジョッキーが出てくる。武騎手のファンとしては、有力馬は是非とも武騎手に依頼して欲しいと思うのだけど、残念ながらそうはいかないだろう。

チャンスザローゼスもドゥラエレーデもアンテロースもPOG指名していないので、明日はアンテロースを応援したい。

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宝塚記念の本命はエフフォーリア!ひと叩き&初ブリンカーの効果に期待!

第63回宝塚記念が6月26日阪神競馬場で行われる。

昨年の出走馬が13頭であったのに対して今年はフルゲート18頭。さらに、エフフォーリア、タイトルホルダー、デアリングタクト、ポタジェ、パンサラッサといったG1馬が出走することもあってレース前から盛り上がりを見せている。

 

そんな今年の宝塚記念の本命を決めるのにギリギリまで迷ったが、◎エフフォーリアに決めた。

前走の大阪杯では1番人気を裏切り9着に敗れた。これまでダービーの2着以外に負けたことのなかったエフフォーリアにとって、惨敗と言ってもいい負け方だった。その大阪杯では「枠の両サイドが牝馬だったので、鳴きながらゲートに入っていた」、「ゲート内で暴れた際に顔面を強打」していた、などという情報がレース後に出たが、敗因は不明。

実力馬が休み明け初戦に敗れると、「終わった」などと囁かれることがある。私の記憶にあるのは、スペシャルウィーク。秋初戦の京都大賞典を1番人気に推されながら7着(10頭立て)と大敗。そのため次の天皇賞(秋)では4番人気と人気を落とした。実は、私もあの時スペシャルウィークを信じきれなかった。しかし、結果は見事に勝利。さらにスペシャルウィークは次のジャパンカップも制した。

つまり、エフフォーリアを大阪杯の結果だけで見限るのは早計だと私は考えている。

宝塚記念と有馬記念のグランプリレースはリンクしていて、両方を勝つ、あるいは好走する馬がいる。近年ではクロノジェネシス、リスグラシュー。共に小回りで直線が短く、ゴール前に急坂があるといった共通点があるからだろう。

エフフォーリアは昨年の有馬記念を制している。その有馬記念にはパンサラッサとタイトルホルダーも出走しており、パンサラッサが軽快に逃げ、離れた2番手にタイトルホルダーという縦長の隊列になった。今回の宝塚記念にはパンサラッサとタイトルホルダーの他にアフリカンゴールドなど控えては持ち味が出せない逃げ馬がおり、おそらく有馬記念同様に道中は縦長の隊列になるのではないか。

ロードカナロア産駒のパンサラッサは有馬記念で13着と大敗しているし、おそらくベストは1800〜2000mだろう。一方、天皇賞(春)を圧勝してスタミナには何の不安もないタイトルホルダーだが、有馬記念で5着に敗れたように控えては持ち味が出せないタイプと見る。

直線で早めにパンサラッサを捕らえたタイトルホルダーをさらにエフフォーリアが捕らえるという有馬記念の再現があると考える。エフフォーリアはタフなレースになった有馬記念で上がり最速タイの脚を使っているのだ。今回はひと叩きの効果と初めて装着するブリンカーの効果もあると期待している。

横山武史騎手は昨年G1を5勝もしたのが嘘のように今年は人気馬に乗っていても今のところG1未勝利。重賞もチューリップ賞の1勝とリーディング2位のジョッキーとしては物足りない結果。そろそろG1を勝ってもいい頃だろう。

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宝塚記念2022予想 最終結論

本命◎エフフォーリア以外の印について。

 

対抗は◯ディープボンド

今回の宝塚記念を昨年の有馬記念の再現と考えるのなら、当然この馬が対抗になる。ディープボンドは元々ズブい所のある馬だが、2走前の阪神大賞典でもとにかく和田騎手が追い続けている。前走の春天でも同じ。ただ、春天ではタイトルホルダーをあまりにも気分良く逃げさせてしまった。タイトルホルダーは余力たっぷりで直線に入って36.4秒という上がり最速の脚を使っている。ディープボンドの上がりは37.1秒。追いつけなくて当然だ。

G1・2着が3回と勝ちきれないが近走は凱旋門賞の14着を除けば1&2着と安定した成績。3200mから2200mへの距離短縮は気になるが、追われれば追われるだけ伸びるディープボンドだ。有馬記念のように直線を向いた時点で前にいる馬を射程圏内に入れてさえいれば上位に食い込めるだろう。

 

単穴に▲タイトルホルダー

逃げ馬にとって気になるはやはり同型馬の存在。これまで横山和生騎手とのコンビではいずれも逃げて結果を出している。しかし、今回はおそらくパンサラッサがハナを主張するだろう。自分のペースで逃げて直線で突き放した春天と違い、前を行く馬を捕らえるために動き出さねばならないとなると有馬記念のように後ろの馬に捕まるリスクが高まる。ただ、4歳になりさらに本格化したタイトルホルダーなら粘り込む可能性はある。

 

△アリーヴォは、前走の大阪杯で上がり最速タイの末脚で追い込んで僅差の3着。距離延長が良いのは勝ったポタジェよりもアリーヴォだろう。小回り得意で大阪杯でも4コーナーを上手く回って直線で武豊騎手がスッと外に持ち出していた。その武騎手とコンビ2回目になるのもいい。

 

最後に一昨年の三冠牝馬△デアリングタクト。宝塚記念は3年連続で牝馬が勝っており、やはり押さえておきたい存在。エフフォーリアと同じエピファネイア産駒で、久々の前走ヴィクトリアマイルで6着。しかし、エフフォーリアの敗戦と違うのは、直線で最内を突いて一瞬おっと思わせる見せ場があった点。エフフォーリアにひと叩きの変わり身を期待するなら、デアリングタクトにも期待できる(ロベルト系は叩かれてこそ、という古い考えを捨てられない)。

 

予想
◎エフフォーリア
◯ディープボンド
▲タイトルホルダー
△アリーヴォ
△デアリングタクト

 

いちご
いちご

長々と書いたわりにアリーヴォ以外は人気どころの馬ばかりになってしまった。

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