チューリップ賞で本命にしたラリュエルは7着に敗れた。しかし、直線では一瞬おっと思わせるところがあったし川田騎手も文句のない騎乗をしてくれたので不満はない。対抗にしたウォーターナビレラは直線で前が壁になって抜け出すのに手間取ったこともあり5着と掲示板を確保するのが精一杯だった。ただ、負けはしたもののそこまで悲観することはないように思う。勝ったナミュールは快勝だったが、ここで優先出走権を獲得しなければならなかったことを考えると、阪神JF上位組で賞金的に余裕があったサークルオブライフとウォーターナビレラは本番に向けて仕上げれば逆転の可能性はありそう。
チューリップ賞は残念な結果に終わったがPOG馬のエピファニーが3戦目にして未勝利を勝ち上がったので嬉しい。
ドウデュース、無敗のまま皐月賞へ
明日3月6日に中山競馬場で第59回報知杯弥生賞ディープインパクト記念が行われる。
弥生賞の本命は無敗で朝日杯FSを勝った◎ドウデュース。
チューリップ賞の予想ではトライアルでの優先出走権獲得に対する本気度で本命を選んだのに弥生賞でドウデュースを本命にするのは矛盾しているかもしれない。しかし、ドウデュースは例え100%の仕上がりでなくてもこの相手に勝てない、あるいは負けても連に絡めないなんてことがあるようでは困る。
内枠にメイショウゲキリン、リューベックと前に行きたそうな馬がいるが、武豊騎手はもちろん他の騎手たちも昨年の弥生賞をタイトルホルダーが逃げ切ったことが頭にあるだろうから、そう簡単に逃しはしないはず。4コーナー手前辺りで早めに動いてペースが上がるようならドウデュースにとってはプラスになりそう。
武豊騎手とキーファーズの夢が朝日杯FS制覇だけで終わらないことを願う。まずは明日の弥生賞で好スタートを切って欲しい。
弥生賞2022予想 最終結論
本命◎ドウデュース以外の印について。
対抗は唯一のディープインパクト産駒◯アスクビクターモア。
アイビーステークスでドウデュースに0.1秒差の3着に敗れた。しかし、アスクビクターモアは中山で2戦2勝。上手く立ち回れれば面白い。
単穴に▲ラーグルフ。鞍上が地味だからなのか人気にはならなさそうだが、G1ホープフルSの3着馬。切れ味勝負になると出番はないかもしれないが馬券的に美味しいので狙いたい。
△ロジハービンは前走の京成杯でゴール前抜け出したところを勝ち馬に差し切られたが、悪くない内容だった。
果敢に逃げそうな△メイショウゲキリン。鞍上の横山武史騎手が昨年のタイトルホルダーでの逃げ切り勝ちの再現を狙いそう。しかし、さすがに昨年の今頃の武史騎手に対する他の騎手たちの意識とは違うだろうから、そう簡単には逃がしてもらえないかもしれない。
予想
◎ドウデュース
◯アスクビクターモア
▲ラーグルフ
△ロジハービン
△メイショウゲキリン