土曜の東京のメインレース重賞ダイヤモンドSを制したのは最低人気16番人気のミライヘノツバサであった。単勝は何と32,550円!これだから競馬は面白い。私の本命馬ヴァントシルムは9着に終わった。
さて、明日2月23日に東京競馬場でダートG1第37回フェブラリーステークスが行われる。
7歳馬ヴェンジェンス初コースで初G1
フェブラリーSの本命は7歳馬◎ヴェンジェンス。
過去10年の勝ち馬は4歳〜6歳。7歳馬は最高でも2着まで。しかし、ヴェンジェンスは7歳馬と言っても骨折で1年半以上休養をしているため、年齢の割に使われておらずまだまだフレッシュなはず。
東京のダートは2歳の時に出走した1400mのオキザリス賞(3着)のみ。東京ダート1600mは今回が初めて。陣営によると左回りよりは右回りの走りの方がスムーズなようだが、7着に終わった2走前のチャンピオンズカップではコーナーワークに問題はなく届きはしなかったが直線も外からよく追い込んでいたから大丈夫だろう。
太秦S、みやこS、東海Sと京都ダート1800mではいずれも勝負どころからまくるようにポジションを上げて先団に取り付くか、外から追い込んでいる。あのような騎乗をするということは幸英明騎手がヴェンジェンスの末脚を信じているからではないか。長く脚を使えるタイプで東京の長い直線はヴェンジェンス向き。
7歳馬のヴェンジェンスにとっては初の、幸騎手にとっては2018年のヴィクトリアマイル以来久々のG1勝利となるか。
フェブラリーステークス2020予想 最終結論
本命◎ヴェンジェンス以外の印について。
対抗はパイロ産駒◯デルマルーヴル。枠順確定記事を書いた時点では、この馬を本命にしようと考えていた。しかし、土曜のレースを見た限り、どうもデムーロ騎手の調子が良くないというか波に乗れていないように感じて不安になって迷いが生じた結果、本命はヴェンジェンス、デルマルーヴルは対抗とした。
しかし、土曜の東京で行われたダート1600m2戦のどちらとも勝ち馬はパイロ産駒であった。パイロ産駒向きの馬場になっているのかもしれない。マイルへの距離短縮はプラスだと考えているので、後はデムーロ騎手がやはりデムーロと思わせるような騎乗をしてくれたら。
単穴は昨年の覇者▲インティ。武豊騎手のファンとしては是非とも連覇をしてもらいたいが、馬に昨年ほどの勢いがなく、そうなると東京のダート1600mを逃げ切るのは難しいだろう。どこまで粘れるか。
押さえに△モズアスコット。私は初ダート、初芝、初ブリンカーといった初もの好きなのだが、それが人気馬になると、逆に疑ってかかるので前走の根岸Sではモズアスコットを無印とした。結果、鮮やかに快勝されてしまった。今回は押さえておく。
人気薄だがもう一頭のパイロ産駒、地方馬△ミューチャリーを穴狙いで。
予想
◎ヴェンジェンス
◯デルマルーヴル
▲インティ
△モズアスコット
△ミューチャリー