第45回エリザベス女王杯が、11月15日に阪神競馬場で開催される。
そう、今年のエリ女は京都ではなく、阪神開催なのです。
2200m得意のセンテリュオが昨年の4着から巻き返す!
エリザベス女王杯の本命は、昨年の4着馬◎センテリュオ。
実は、私が昨年のエリ女で本命にしたのが他でもないセンテリュオ。
センテリュオは、2200mで[2201]と5戦2勝2着2回。唯一連を外したのが、昨年のエリザベス女王杯の4着で、まだ掲示板を外したことはなく、この距離を得意としている。
陣営はおそらく得意の距離、そして昨年4着という結果からも今年最大の目標レースとしてエリ女を選んだはず。前哨戦に2200mのオールカマーを選択したところからも本気度の高さがうかがえる。
そのオールカマーでは昨年のオークス、秋華賞、ジャパンCというG1・3レースで2着に入ったカレンブーケドールをゴール前で差し切って勝利した。
昨年のラッキーライラックは鮮やかな勝ちっぷりであったが、4コーナーで迷うことなくインを突くなど鞍上のスミヨン騎手の好騎乗もあった。その昨年、ラッキーライラックは1枠と内枠だったが、今年は8枠しかも大外18番と極端な枠に入った。センテリュオに逆転のチャンスは十分にある。
前走のオールカマーからコンビを組む戸崎騎手も、前走で感触を掴んだはず。オールカマーで初重賞制覇を果たしたセンテリュオが、得意の距離で今度は初G1制覇を果たす。
エリザベス女王杯2020予想 最終結論
本命◎センテリュオ以外の印について。
対抗は昨年の覇者○ラッキーライラック。
秋初戦の札幌記念では牝馬のノームコアに敗れての3着と物足りない結果に終わったが、一叩きで変わってくるはず。
ただ、1枠に入って4コーナーで鞍上のスミヨン騎手がイン強襲、全てが上手くハマった昨年と違って、今年は何と8枠18番と大外に入ったのが少し気掛かりではある。そこは現在リーディングトップで絶好調のルメール騎手の騎乗に期待。
単穴に昨年の覇者ラッキーライラックと同じオルフェーヴル産駒の▲エスポワール。
重賞勝ちはないものの、これまで11戦して4着以下が、昨年の秋華賞9着と2走前の福島牝馬S12着の2回だけと安定した成績。阪神は2戦2勝と相性が良い。今回の鞍上は、初コンビとなる武豊騎手。この記事を書いている時点でエスポワールは単勝8番人気。武騎手が一発を狙う騎乗をすれば、面白い。
穴っぽいところでは△ロサグラウカ。
近走で結果を出したのが、4走前の中山2500mのグレイトフルS。逃げて、直線ではムーア騎手騎乗の馬とデットヒートを繰り広げ、一度は差されたように見えたが内から差し返しての1着。切れる脚はないが、逃げればしぶとい脚を使えるタイプ。
初ブリンカーで臨む今回、スタートが上手くいけばおそらくハナに立つはず。現在単勝17番人気とブービー人気だが、逃げて、人気薄の逃げ馬となればチャンスはある。ワイドでも押さえたい。
押さえに昨年3着の×ラヴズオンリーユー。
予想
◎センテリュオ
○ラッキーライラック
▲エスポワール
△ロサグラウカ
×ラヴズオンリーユー