第14回レパードステークスが8月7日に新潟競馬場で行われた。
カフジオクタゴンがゴール前の叩き合いを制する!
天候は晴れ、ダートの馬場状態は良馬場で行われた今年のレパードS。
私の本命は、前走ジャパンダートダービー4着のハピ。
パドックをゆったりと周回するハピの気配は良好で、これならいけると自信を深めたのだが…
前走、不良馬場のJDDで最後方からの競馬になってしまい、最後は届かなったハピ。今回スタートは悪くなかったものの外の馬たちが前へと上がって行ったため、ポジションを下げる形となったハピは後方5〜6番手に。
私は、その様子を見て、前走と同じ轍を踏むのではと不安になった。しかし、ハピの鞍上・藤岡佑介騎手は、勝負所で前に進出、4コーナーで先団に取り付いた。
4コーナーで外に振られたものの、ハピの末脚なら外からまとめて差し切れる、と私は勝利を確信した。
しかし…
赤い矢印の先にいるのがハピ。
逃げ争いを繰り広げた内の2頭、1枠1番ヘラルドバローズと2枠3番メイショウユズルハは、もう一杯。
相手は、その2頭の外、ハピの内にいる2枠2番タイセイドレフォンと8枠15番カフジオクタゴンに絞られた。
後は外からまとめて差し切るだけ…のはずだった。
ところが、ハピはどんどん外によれて行く。藤岡騎手が右鞭を入れても外へ外へとよれた。
緑の矢印はハピの蹄跡を示したもの。
結局、ゴール前では、カフジオクタゴンとタイセイドレフォン2頭の叩き合いの離れた外からハピという形に。
叩き合いを制したカフジオクタゴンが勝利。首差の2着にタイセイドレフォン。さらに首差の3着にハピという結果となった。
首差、首差の決着にハピが直線でまっすぐ走れていたら、と思わずにはいられなかったが、たらればを言ってもしょうがないのが競馬。
ホー騎手、JRA重賞初制覇に喜びのコメント
レパードSのレース後のコメントはこちら↓
【#レパードステークス】
レース後コメント
カフジオクタゴンC.ホー騎手、タイセイドレフォン川田将雅騎手らhttps://t.co/dnkKYF3dPAC.ホー騎手
「先週はダートは好きではないと言ったのですが、日本での2勝目がダートの重賞となったので、ダートのレースが好きになりました」(後略)— netkeiba (@netkeiba) August 7, 2022
JRA重賞初制覇となったホー騎手のコメント。
1着 カフジオクタゴン(C.ホー騎手)
「先週はダートは好きではないと言ったのですが、日本での2勝目がダートの重賞となったのでダートのレースが好きになりました。そして矢作厩舎の皆さんに素晴らしい状態に仕上げて頂いて感謝しています。矢作厩舎を称えたいと思います。追い切りの時は、少し太いかなと思いましたが、今日は返し馬で脚も軽くレースでもしっかり手前を替えてくれて別の馬のようでした。
ゲートを上手に出てくれて、距離をロスしないようにして、ちょうど人気のタイセイドレフォンが前にいたのでついて行きました。直線ではトップジョッキーの川田騎手との追い比べで、私自身もすごく興奮しました」
netkeibaにあるレース後のホー騎手と川田騎手の写真がいいなと思いました。
Loves Only You.#VincentHo #YugaKawada#チャクイウ・ホー #川田将雅 #レパードステークス
撮影:下野雄規 pic.twitter.com/L7oyJBBi6d— netkeiba (@netkeiba) August 7, 2022
ハピの藤岡佑介騎手のコメント。
3着 ハピ(藤岡佑介騎手)
「今日はコース形態を考えて4コーナーで良い位置にいるというプランでした。スタートで寄られて苦しい流れになりましたが向正面から長く脚を使って、最後までよく伸びてくれました。もう少しでした」
このコメントでは直線でハピが外によれた件に関しては触れておらず、理由は想像するしかありませんが、勝負所で前に進出するために脚を使った分、最後は一杯一杯になっていたのでしょうか?
予想と結果
1着△カフジオクタゴン(7番人気)
2着◯タイセイドレフォン(1番人気)
3着◎ハピ(2番人気)
4着 ビヨンドザファザー(8番人気)
5着△ホウオウルーレット(3番人気)
15着▲ギャラクシーナイト(9番人気)
パドックの気配からもハピが2着を外すことはないと思って、ハピの単勝、ハピからの馬連、馬単で勝負したため、◎◯△の3連複は買っていませんでした。
◎◯△の組み合わせで3連複4,370円はいい配当なのに残念。