第14回キーンランドカップが8月25日に札幌競馬場で行われた。
第14回キーンランドカップ 予想と結果
印 | 着順 | 枠 | 馬番 | 馬名 | 性齢 | 騎手 | 単勝人気 |
▲ | 1 | 7 | 13 | ダノンスマッシュ | 牡4 | 川田将雅 | 1 |
2 | 4 | 7 | タワーオブロンドン | 牡4 | C.ルメール | 2 | |
3 | 8 | 16 | リナーテ | 牝5 | 武豊 | 3 | |
4 | 7 | 14 | ライトオンキュー | 牡4 | 古川吉洋 | 11 | |
△ | 5 | 1 | 1 | ナックビーナス | 牝6 | 岩田康誠 | 4 |
予想
◎セイウンコウセイ
○カイザーメランジェ
▲ダノンスマッシュ
△ナックビーナス
×ペイシャフェリシタ
ダノンスマッシュが鮮やかに差し切る
最内△ナックビーナスがハナに立ち、2番手にライオンボス。そして、我が本命◎セイウンコウセイが3番手につけた。
この位置取りは予想通り。後はセイウンコウセイが直線で早めに抜け出して粘ってくれれば…。
しかし、4コーナーで早くもセイウンコウセイの手応えが怪しくなる。直線で早めに抜け出すどころか逃げるナックビーナスを捕らえることができず、外から▲ダノンスマッシュにあっさりと交わされてしまった。
ダノンスマッシュの外から武豊騎手のリナーテと11番人気と人気薄のライトオンキューが脚を伸ばし、内からはタワーオブロンドンが馬群を割って追い込んでくる。
最後にグイッとひと伸びしたダノンスマッシュが抜け出たところでゴール。
逃げたナックビーナスは粘って5着と掲示板を確保。セイウンコウセイはジリジリと脚を伸ばしたが6着まで。
対抗○カイザーメランジェは12着、穴で狙った×ペイシャフェリシタは7着に終わった。
前半3ハロンが33.2秒、後半3ハロンが36.0秒の前傾ラップ。洋芝、しかも稍重の馬場状態としては前半が速い流れになった。勝ったダノンスマッシュはスタートよく飛び出したが川田騎手は前には行かず後ろに下げた。結果的にはそれが好判断となった。掲示板に載ったナックビーナス以外の4頭はいずれも後方待機で脚をためた馬であった。
2着タワーオブロンドン、3着リナーテ、4着ライトオンキューの3頭の着差は内と外の差か。
函館SS除外の影響なく快勝したダノンスマッシュは秋のスプリンターズSへ向けて好発進となった。
セイウンコウセイの幸騎手のレース後のコメント。
6着 セイウンコウセイ(幸英明騎手)
「だいたいイメージ通りの位置に付けられました。斤量の差が出たかなと思います」引用元:【キーンランドCレース後コメント】ダノンスマッシュ川田将雅騎手ら | 競馬ニュース – netkeiba.com
2着のタワーオブロンドンはセイウンコウセイと同じ58キロを背負っているし、さすがに斤量のせいには出来ないのではないか。前の馬に厳しい流れであったが、せめてナックビーナスは交わして欲しかった。